遊戯王カードWiki - 《聖天樹の大精霊》

《聖天樹の大精霊(サンアバロン・ドリュアノーム)/Sunavalon Dryanome》 †

リンク・効果モンスター
リンク３/地属性/植物族/攻   0
【リンクマーカー：左下/下/右下】
植物族モンスター２体以上
(1)：このカードは攻撃対象にされない
（この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる）。
(2)：１ターンに３度まで、自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
その数値分だけ自分のＬＰを回復し、ＥＸデッキから「サンヴァイン」モンスター１体を特殊召喚する。
(3)：１ターンに１度、このリンク先のモンスターが攻撃対象になった時に発動できる。
攻撃を無効にし、その自分のモンスターの位置を、他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。

　SELECTION 10で登場した地属性・植物族のリンクモンスター。
　攻撃対象にされない永続効果、ダメージを受けた時にその数値分回復し、エクストラデッキからサンヴァインを特殊召喚する誘発効果、リンク先のモンスターへの攻撃を無効にし、そのモンスターを移動させる誘発効果を持つ。

　(1)(2)の効果に関しては《聖天樹の幼精》を参照。

　(2)の回数は１ターンに３度までに増加しているが、通常だとそこまで使い切るのは稀であるため、フル活用には工夫を要する。
　この点は《死霊の誘い》や《死の演算盤》と相性が良く、容易な条件で繰り返し自分へダメージを与えられるため、サンヴァインを大量に特殊召喚できる。

　(3)の効果はリンク先のモンスターへの攻撃を無効にし、その自分モンスターのカードの位置を移動させる効果。
　(2)の効果で特殊召喚できるサンヴァインモンスターは《聖蔓の剣士》を除き低ステータスであるため、それらを戦闘から守ることができる。
　またリンクモンスターであるそれらの特殊召喚はエクストラモンスターゾーンあるいはリンク先にしか行えないため、リンク先からどかすことによって次なるモンスターを特殊召喚しやすくなる。

カード名はドリュアスとノームを合わせたものだろう。

原作・アニメにおいて―
アニメVRAINSでスペクターが使用するモンスター。
初登場は「vs葵/ブルーエンジェル」戦で、《聖蔓の乙女》と《聖天樹の精霊》をリンク素材としてリンク召喚される。
自身のリンク先が全てモンスターで埋まった瞬間を好機と見たブルーエンジェルの攻撃宣言時に(3)を発動し、《トリックスター・ブラッディマリー》の位置をずらして攻撃を防ぎつつリンク先を空ける理想的なプレイングを見せた。
次のスペクターのターンに《トリックスター・マンジュシカ》によるバーンをトリガーとして、《聖蔓の癒し手》をエクストラデッキから特殊召喚した。

アニメとOCGにおけるサンアバロン共通の変更点はあちらのページを参照。
アニメにおけるこのカードは、レアリティはスーパーレアであった。
(2)の効果を得る条件として聖天樹リンクモンスターをリンク素材に要求されていた。
また、(3)でモンスターの位置を動かすのは、効果処理ではなく効果発動時での手順としての処理であった。