(おお)くしゃみのカバザウルス/Kabazauls》

通常モンスター
星4/水属性/恐竜族/攻1700/守1500
巨大な体を持つカバの化け物。
その巨体からくり出されるクシャミは、ハリケーンに匹敵する。

 新たなる支配者で登場した水属性恐竜族下級モンスター
 そのくしゃみはハリケーンにも匹敵するとされているが、魔法・罠カード手札戻すような効果は持ち合わせていない。

 水属性恐竜族下級通常モンスターとしては《メガロスマッシャーX》に次ぐ2位の攻撃力を持っている。
 《レスキューラビット》効果からのエクシーズ召喚先として、恐竜族指定の《エヴォルカイザー・ラギア》《エヴォルカイザー・ドルカ》水属性指定の《バハムート・シャーク》を使い分ける場合、第2のエクシーズ素材要員として採用できる。
 《忘却の都 レミューリア》があれば《エヴォルカイザー・ソルデ》エクシーズ召喚する事も可能となる。

 また、恐竜族下級通常モンスターとしても第3位の攻撃力を持つため、《魂の開封》《ディノインフィニティ》コンボを使用する際には採用候補となるだろう。

  • 河馬(カバ)とは、ウシ目カバ科の哺乳類で、体長は約4メートル、体重は1.5〜2トン以上にも達する。
    非捕食者かつ大人しそうな外見と、下記の「あくび」が人間には間抜けに見えてしまうため誤解されがちだが、カバは巨体でありながら時には時速30〜40km程度の突進攻撃も可能で、嚙む力も強いなど立派な猛獣であり、肉食獣を返り討ちにする事も珍しくはない。
    また、(乾燥肌である事もあって)水中の生活に適しているという特徴があり、このカード水属性なのもうなずける。
  • 大きく口が開くのもカバの特徴の1つであり、カバといえば「くしゃみ」よりも「あくび」のイメージの方が強い。
    なお、実際にはあくびではなく、なわばりに踏み入ろうとする相手を威嚇したり、雌に求愛する際の行為である。
  • なお、カバは恐竜が生きていた時代にはいなかったが、カバの祖先であるアントラコテリウムが新生代古第三紀・始新世の終わり頃に誕生したと言われている。
    アントラコテリウムは今のカバと同じく半水棲の動物で、カバより頭が小さかったらしい。
    後に気候変動によってアントラコテリウム科の動物は減少し、鮮新世の始めにアフリカに出現したメリコポタムスを最後に絶滅し、分化したカバ科の哺乳類が現代まで残る事になった。
    加えて、「ザウルス(サウルス)」という呼称は恐竜固有のものではなく、古代の爬虫類などに付けられている場合もあるため、上記の生態を鑑みるとカード名そのものが大間違いと言う程ではないか。

関連カード

―《大くしゃみのカバザウルス》の姿が見られるカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


Tag: 《大くしゃみのカバザウルス》 通常モンスター モンスター 星4 水属性 恐竜族 攻1700 守1500

広告