《大火葬/Big Burn》 †
通常罠
相手が墓地のモンスターを対象にするカードを発動した時に発動する事ができる。
お互いの墓地のモンスターを全てゲームから除外する。
混沌を制す者で登場した通常罠。
相手が墓地のモンスターを効果の対象にした時、お互いの墓地のモンスターを全て除外する効果を持つ。
豪快な除外枚数が特徴で、《ガーディアン・エアトス》や《ミラー・レディバグ》の召喚条件を整えたり、《魂吸収》等のサポートを行ったりもできる。
しかし、フリーチェーンの《D.D.クロウ》や《マクロコスモス》等と比べて発動条件が受動的なのが難点。
発動条件をすり抜けるカードが多い事も、ネックとなっている。
墓地アドバンテージを活かすデッキのメタカードとしても、他の墓地操作できるカードに比べて優先度は低い。
一応、《異次元への案内人》を送りつければ発動条件を能動的に満たせる。
召喚後にセットした場合は、相手ターンのエンドフェイズまで《異次元への案内人》をリリースや各種素材に転用されない工夫を凝らす必要がある。
《異次元への案内人》を召喚する前のターンからこのカードをセットすることができれば、この欠点は解消できる。
《墓穴の指名者》に対して発動した際は、効果を無効にさせる事なく処理できる。
ただし、先攻プレイヤーの使う《墓穴の指名者》には対応できないため、メタとしては微妙なところ。
- 英語名は《Big Burn》であり、火葬(Cremation)の言葉は使われていない。
葬儀は遺体を処理する公衆衛生のひとつであるが、宗教行事にも数えられるため、カード名に宗教的な意味を持たせないために変更されたのだろう。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ版DMで、戦いの儀の前に海馬が遊戯に差し出したジュラルミンケースの中に入っていたカードの1枚。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《暗黒界の軍神 シルバ》の自身の蘇生効果にチェーンして発動する事はできますか?
A:いいえ、この自身を蘇生する効果は墓地のモンスターを対象にしている訳では無いのでチェーンできません。
Q:相手が《ゾンビ・マスター》の墓地のモンスターを対象にするカードの「効果」を発動した時にチェーンして発動する事ができますか?
A:はい、発動できます。
《馬頭鬼》や《D.D.クロウ》の効果に対しても、同様に発動できます。
Q:自分または相手の墓地にモンスターが存在しない時にこのカードを発動する事はできますか?
A:はい、発動できます。(10/06/03)
Q:相手の《死者蘇生》に《サイクロン》をチェーンし、さらにそれにチェーンする形でこのカードを発動できますか?
A:いいえ、「墓地のモンスターを対象にするカード」にチェーンする形でのみ発動する事ができます。(13/05/24)
Tag: 《大火葬》 罠 通常罠