大寒気(だいかんき)/Cold Feet》

速攻魔法
このターン、自分は魔法・罠カードの効果の使用及び発動・セットはできない。

 RETURN OF THE DUELISTで登場した速攻魔法
 1ターン限りの《大寒波》自分に撃ち込むカードである。

 単体で使うと完全にデメリットカードになってしまう。
 《つまずき》《古の森》《エクトプラズマー》等の、魔法・罠カードによって発生するデメリットを回避するならば《マジック・ディフレクター》《トラップ・スタン》《禁じられた聖槍》を使えばいい。
 そのため、こちらは効果無効にせず発動だけをさせない点に注目すべきだろう。
 例えば、《虚無空間》等ならば、チェーンブロックを作る自壊デメリット効果を防ぎつつチェーンブロックを作らないメリット効果適用させることができる。
 しかしながら、自壊デメリットを持つカードの多くが効果外テキストチェーンブロックを作らない効果であり、それらはこのカードでは防げない。
 また、上記のようにチェーンブロックを作る自壊であっても破壊かつ永続罠の場合、《宮廷のしきたり》ならば自壊を防ぐと同時に相手による破壊からも守ることができる。
 自壊効果を持つ魔法カードや自身を破壊する以外のデメリットを持つ魔法・罠カードならばこのカードを採用する意義も出てくるが、現在そういったカードは存在せず、使いづらさは否めない。

 《精霊の鏡》とのコンボにより効果相手に移し替え、《大寒波》のように使う方法がある。
 しかし目的がバレやすく、《大寒気》の発動時に別のカードチェーンされると《精霊の鏡》発動できなくなってしまうというリスクがある。
 《大寒波》を最も使いたい状況は相手伏せカードが大量にある場合だが、伏せカードが多いほどチェーンされる可能性も高くなるという根本的な欠陥があり、やはり実用性は低い。

  • コナミのゲーム作品において―
    デュエルリンクスでこのカードが実装された時、「これでカード効果デメリットを回避しよう!」などと宣伝されていた。
    カードプールが少ないため多少は実用性がない事もないのだが、無論あちらでも他に有用なカードがいくつも存在する。
    その上OCGよりも狭いカードプールが災いし、《虚無空間》の様な使いたい対象が存在せず、使える局面が更に限られてしまっている。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:自分魔法・罠カード効果使用したり発動セットしたりしたターン発動できますか?
A:はい、このカードの発動前に他のカード発動セットしたターンでも、このカード発動することはできます。(12/04/15)

Q:自分発動したこのカードに対し、自分は更にチェーンすることができますか?
A:はい、できます。(12/04/15)

Q:このカードの発動《精霊の鏡》チェーン発動させ、相手にこのカードの効果を押し付けることはできますか?
A:はい、できます。(12/04/15)

Q:このカードの効果適用されている時、《白銀のスナイパー》魔法カード扱いでセットできますか?
A:できません。(12/04/23)

Q:チェーン2以降に自分がこのカード発動した場合、《大寒気》の前に自分発動した魔法・罠カード効果無効になりますか?
A:その場合でも、《大寒気》の前に発動したカード効果処理を行います。
  このカードより前に発動したカードの効果無効になる事はありません。(12/04/23)

Q:自分発動していた《マジック・クロニクル》フィールドを離れた場合、ダメージを受ける効果適用されますか?
A:はい、されます。(12/05/02)


Tag: 《大寒気》 魔法 速攻魔法

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