《地獄人形の館》 †
フィールド魔法
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「ギミック・パペット」モンスター１体を手札に加える事ができる。
(2)：自分フィールドの「ギミック・パペット」モンスターは戦闘では破壊されず、
Ｘモンスター以外の相手モンスターが発動した効果を受けない。
(3)：１ターンに１度、自分フィールドのＸ素材を１つ取り除き、
自分の墓地の「ギミック・パペット」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
INFINITE FORBIDDENで登場したフィールド魔法。
発動時にギミック・パペットモンスターをサーチできる効果、ギミック・パペットに戦闘破壊耐性とエクシーズモンスター以外の相手モンスターの発動した効果を受けない耐性を付与する効果、自分のエクシーズ素材を１つ取り除きギミック・パペットを相手フィールドに蘇生する効果を持つ。
(1)はギミック・パペットモンスターのサーチ。
初動となりうる《ギミック・パペット−リトル・ソルジャーズ》・《ギミック・パペット−ブラッディ・ドール》はねらい目。
(2)はギミック・パペットへの耐性付与。
自分のターンには手札誘発モンスターなどでの妨害を減らせ、ある程度安全に展開を行える。
ただし、耐性が付与されるのはフィールドのモンスターだけであるため、手札・墓地で発動する効果に関してはこのカードでは守れない。
相手ターンには場持ちが劇的によくなり、次のターン以降にもリソースを残しやすくなる。
展開力が高いとは言えず特殊召喚制限がかかりやすく、かつ制圧も弱めな【ギミック・パペット】においてどちらも恩恵は大きい。
とはいえ、魔法・罠カード・エクシーズモンスターの効果・その他のモンスターの永続効果には無力である。
一応エクシーズモンスターを使われる分には《Ｎｏ.１５ ギミック・パペット−ジャイアントキラー》が活かしやすくなるため、悪い点ばかりではない。
当然ながらこのカードを除去される事も避けたいが、そこまでリソースを割けるかは怪しいところ。
(1)のサーチは使えないが《メタバース》で奇襲的に発動してみるのもいい。
耐性付与は基本はメリットなのだが、《ギミック・パペット−ナイト・ジョーカー》・《パフォーム・パペット》と併用する場合は気を付けたい。
(3)はエクシーズ素材を取り除いて自分墓地のギミック・パペットを送りつける効果。
特に恩恵が大きいのは《Ｎｏ.１５ ギミック・パペット−ジャイアントキラー》であり、攻撃力の高いエクシーズモンスターを送りつければ3000以上の効果ダメージとなる。
一方エクシーズ素材が必要な事からある程度展開している必要があり、《ギミック・パペット−マグネ・ドール》のように初動となるカードとは一部噛み合わないところもある。
変わったところではこの効果のみのために【シザースバンカー】へ出張することも可能。
- モチーフはアニメZEXALの「遊馬＆カイトvsIII＆IV」戦が行われた美術館と思われる。
カード名は、アニメZEXALIIの41話のサブタイトルである「悲哀なる決闘者「地獄人形」冥動!!」が由来だろう。
もしくは、《Ｎｏ.１５ ギミック・パペット−ジャイアントキラー》の召喚口上にある「地獄からの使者、運命の糸を操る人形」というフレーズが由来である可能性もある。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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