超越進化薬(ちょうえつしんかやく)β(ベータ)/Beta Evolution Pill - Ultranscendance》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから恐竜族モンスターを含むモンスター2体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの攻撃力の合計以上の攻撃力を持つ、
レベル5以上の恐竜族モンスター1体をデッキ・EXデッキから特殊召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はドラゴン族・恐竜族・海竜族・幻竜族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

 DUELIST NEXUSで登場した通常魔法
 手札フィールド恐竜族を含む2体をリリースし、その合計攻撃力以上の攻撃力を持つレベル5以上の恐竜族1体をデッキエクストラデッキから特殊召喚する効果を持つ。

 同じ進化薬に属する《究極進化薬》は高レベル恐竜族リクルートできるという点で競合先になりやすい。
 あちらは墓地コストのみで発動できるため手札フィールドの損失は抑えやすく、召喚条件無視により《究極伝導恐獣》《オーバーテクス・ゴアトルス》特殊召喚モンスターも展開できる。
 こちらは手札フィールドよりも墓地リソースを重視するデッキに適しており、エクストラデッキも範囲内という点が差別化要素となる。
 ただし正規の召喚手段でない都合上、《ジュラック・メテオ》全体除去《ジュラック・アステロ》の(1)などは使用できない点に注意。

 展開先がリリースの合計攻撃力以上という条件から、特殊召喚先の範囲を広げたいのならば、なるべく低攻撃力のものをコストとしたい。
 手札事故を回避するという点では手札腐った上級最上級コストにすると良いのだが、それらは高攻撃力のケースが多く、その分特殊召喚先の範囲が限定されてしまうのが悩ましいところ。
 汎用恐竜族では、《珠玉獣−アルゴザウルス》がこのカードサーチが可能な上に攻撃力0なのでリリース対象としてうってつけと言える。
 リリースの内1体は恐竜族以外でも良いため、妖怪少女《エフェクト・ヴェーラー》等の低攻撃力手札誘発を含めれば特殊召喚先の幅を狭めずに済む。
 各種トークンを利用するのも効果的で、ディスアドバンテージの軽減にも繋がる。
 【エヴォル】では《エヴォルド・ナハシュ》リリースすればエヴォルダーの展開も同時にできる。

 【ジュラック】墓地リソースを重視する上にシンクロ召喚主体のデッキという点でも相性が良い。
 《ジュラック・スティゴ》《オーバーテクス・ゴアトルス》墓地へ送る事で、このカードサーチしつつ、低攻撃力コスト2体を展開できるため、スムーズに発動まで繋がる。
 展開先の有力候補の《ジュラック・アステロ》も(2)の特殊召喚無効と(3)の墓地効果は問題なく運用できる。
 あちらは攻撃力が2500なので通常ではリリース範囲がやや狭いが、ジュラックは有能なレベルチューナーがいずれも攻撃力1000未満なのでコストにも使いやすい。
 他の候補では《超古代恐獣》が面白く、上記の《ジュラック・スティゴ》で出した全ての《ジュラック・アウロ》効果を使うことで大量ドローが可能となる。
 他には恐竜族サルベージできディスアドバンテージを抑えられる《超越竜ギガントザウラー》単体除去が可能な《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》も有用。
 ライフポイントを大きく削ってしまうが、モンスター効果をほぼ完全に封殺できる《ダイノルフィア・レクスターム》も候補である。

 なお、このカードと2体のリリースの計3枚ものカード消費が必要な都合上、無効化されようものなら致命的なディスアドバンテージは避けられない。
 カウンターを受けない状況で使用したり、効果攻撃ディスアドバンテージを回復できるものを特殊召喚する等の行動も視野に入れておきたい。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


Tag: 《超越進化薬β》 魔法 通常魔法 進化薬

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