超弩級砲塔列車(ちょうどきゅうほうとうれっしゃ)ジャガーノート・リーベ/Superdreadnought Rail Cannon Juggernaut Liebe》

エクシーズ・効果モンスター
ランク11/地属性/機械族/攻4000/守4000
レベル11モンスター×3
「超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ」は1ターンに1度、
自分フィールドの機械族・ランク10のXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力・守備力は2000アップする。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はこのカードでしか攻撃宣言できない。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に、
このカードのX素材の数+1回までモンスターに攻撃できる。

 デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編4−で登場した地属性機械族エクシーズモンスター
 ランク10の機械族エクシーズモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる効果外テキストエクシーズ素材を取り除くことで自身の攻撃力守備力強化する起動効果エクシーズ素材の数+1回モンスター攻撃できる永続効果を持つ。

 ランク11のエクシーズ召喚はかなり難しく、基本的にランク10の機械族に重ねてのエクシーズ召喚を狙うことになる。
 機械族は他種族に比べランク10の種類が多く、2体素材のものはいずれも汎用性の高い効果を持ち、【列車】の中心カードでもある。
 《超巨大空中宮殿ガンガリディア》ならば攻撃宣言できないデメリットを踏み倒すこともできる。

 (1)は永続的な2000の自己強化であり、1回使うだけでも攻撃力守備力6000と超大型モンスターとなる。
 直接攻撃可能な状況では、《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》の2000バーンからこのカードに繋げる事でジャスト8000の1ターンキルとなる。
 このモンスターを重ねることができる《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》の弱点であった《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》すら一方的に戦闘破壊できる。
 また効果は永続であるため、次のターンまで生き残った場合は更に強化を重ねることも可能。

 (2)はモンスターへの連続攻撃を行える効果
 エクシーズ素材が1つしかなくとも2回の攻撃が可能であり、(1)の効果を始めとした強化と併用する事で莫大なダメージを狙える。
 直接攻撃には使えないが、逆に相手フィールド攻撃表示が2体いれば、直接攻撃と遜色ないダメージ1ターンキルを狙うことも容易い。
 (1)を使用するとデメリットにより他のモンスター攻撃できないが、モンスターの一掃狙いにせよダメージ狙いにせよ、不足を感じることは多くないだろう。
 単に戦闘破壊したいだけならほとんどの場合(1)を使うまでもないので、一掃狙いであれば(1)の発動を後回しにして攻撃回数を増やす場面も考えられる。

 総じて極めて攻撃的な能力を持つ反面、耐性は一切無く、戦闘してこそ真価を発揮する効果であるため伏せカードに対しては最大限の警戒が必要となる。
 除去はもちろん、《魔法の筒》なども致命傷になりかねない。
 前述の《超巨大空中宮殿ガンガリディア》であれば伏せカード除去した上で重ねられるため、積極的に併用したい。
 相手伏せカードが多い場合は、強固な耐性を持つ《No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》と使い分けていくのがいいだろう。
 また、【列車】キーカードたる《転回操車》の(1)のデメリットと噛み合いが悪い点は使用の際に気を付けたい。

  • ジャガーノート(ジャガナートとも)とは、巨大な力・圧倒的破壊力という意味を持つ英語。
    ヴィシュヌの化身の1人、クリシュナの異名である「ジャガンナート」に由来する。
  • ドイツ軍の80cm列車砲は「グスタフ」「ドーラ」の2両しか完成しておらず、そのためこのカードには歴史上の列車砲の名前にはない「リーベ」という名がつけられている。
    リーベ(Liebe)はドイツ語で「恋愛、恋人」等を意味し、戦前戦後の旧制高校・大学の学生たちの間では、「恋人」の意味で広く使われていた。
    アニメZEXALの「超弩級砲塔列車」使いアンナは、作中で片思いする相手がいる、速攻魔法《献身的な愛》を使用する等、恋愛に関する描写が多く描かれていたため、そこから取ったのであろう。

関連カード

―《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》の姿が見られるカード

このカードを重ねられるランク10の機械族エクシーズモンスター

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


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