《底なし流砂/Bottomless Shifting Sand》 †
永続罠
相手のエンドフェイズ時に1度だけ、
フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番高いモンスターを破壊する。
自分のスタンバイフェイズ時に自分の手札が4枚以下の場合、
このカードを破壊する。
Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した永続罠。
相手のエンドフェイズに攻撃力が一番高いモンスターを破壊する効果、自分のスタンバイフェイズ時に手札が4枚以下の場合自壊する効果を持つ。
言わば相手のエンドフェイズ毎に使える《ハンマーシュート》で、相手のエンドフェイズに発動すれば奇襲性が高く、無効にされにくい。
ただ、自壊効果を持つ点や自分のモンスターを破壊する可能性がある点など、かなり制御しにくいカードである。
モンスターが表側表示で残らないデッキに投入すれば、相手のモンスターだけを一方的に破壊する事ができる。
【スピリット】や【妖仙獣】と相性がよく、どちらとも自分のエンドフェイズに手札に戻るのでこのカードに巻き込まれる心配がなく、また手札が減りにくいので自壊も防ぐことができる。
手札を温存することができれば、モンスターを展開しない【ドローゴー】や、相手ターンは常にモンスターが裏側守備表示の【ゴーストリック】でも活用できるだろう。
《宮廷のしきたり》と併用すれば自壊しなくなるため、手札消費が荒いデッキでも使用可能となる。
- 「流砂」とは、脆い地盤に重さや圧力が掛かって崩壊する現象、またはそれを引き起こす地盤のことである。
映画など(このカードのイラストも)では「柔らかい砂に人が飲み込まれる砂漠の底なし沼」のような描写がされる事が多いが、実際には水分を多く含む土地で発生する現象である。
例えば、地震で地下に圧力が掛かって地中に含まれていた水が吹き出す「液状化現象」は、流砂の一種である。
水を含む砂に人は浮くため、映画のようにそのまま飲み込まれてしまう可能性は少ないが、腰まで嵌ってしまうと独力で出るのは難しく、餓死の危険がある。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:攻撃力の一番高いモンスターが複数存在する場合、どうなりますか?
A:攻撃力の一番高いモンスターは全て破壊されます。(10/09/13)
Q:スタンバイフェイズに自身を破壊するのは効果ですか?
それとも効果として扱わないテキスト(効果外テキスト)ですか?
A:カードの効果として扱います。(15/01/11)
Q:《宮廷のしきたり》が存在する状態で、手札が4枚以下の場合、自壊しますか?
A:自壊しません。(15/01/11)
Q:《王宮のお触れ》が存在する状態で、手札が4枚以下の場合、自壊しますか?
A:自壊しません。(15/01/11)
Q:スタンバイフェイズの効果にチェーンブロックは作られますか?
A:いいえ、チェーンブロックは作られません。(14/05/19)
Q:エンドフェイズの効果にチェーンブロックは作られますか?
A:はい、チェーンブロックが作られます。(14/05/19)
Q:攻撃力の一番高いモンスターが罠カードの効果を受けないモンスターでした。
この場合、どのように処理しますか?
A:このカードの効果は適用されません。(10/11/10)
Q:フィールドに攻撃力1900と1800のモンスターがいる時に《底なし流砂》を2枚発動すると、相手ターン終了時の処理はどうなりますか?
A:相手ターン終了時に、それぞれの《底なし流砂》の効果処理が行われ、1枚目の効果処理で最初に攻撃力1900のモンスターが破壊され、次に2枚目の効果処理で攻撃力1800のモンスターが破壊されます。(10/11/18)
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