《縄張恐竜/Beatraptor》 †
効果モンスター
星4/地属性/恐竜族/攻1400/守2000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがメインモンスターゾーンに存在する限り、
EXモンスターゾーンのモンスターの効果は無効化される。
(2):このカードが戦闘で破壊された時に発動できる。
デッキから「縄張恐竜」1体を特殊召喚する。
RISING RAMPAGEで登場した地属性・恐竜族の下級モンスター。
エクストラモンスターゾーンのモンスター効果を無効にする永続効果、戦闘破壊された場合に同名カードをリクルートする誘発効果を持つ。
(1)はエクストラモンスターゾーンのモンスター効果を無効にする効果。
エクストラデッキから特殊召喚する動きを牽制でき、後出しでも対応できる。
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》などの初動の展開をサポートするモンスターに対してよく刺さる。
ただし、リンクモンスター・ペンデュラムモンスター以外には効果が薄く、リンクマーカーの利用は許してしまうので展開を完全に防ぎきれるわけではないことには気を付けたい。
《リンクリボー》など、無効化されても構わないモンスターを先に出され、そのリンク先のメインモンスターゾーンに出すことで効果を使われてしまう。
また、効果処理時にエクストラモンスターゾーンに存在しない場合も発動を通してしまう。
逆に、エクストラモンスターゾーンに置いた自分のモンスターのデメリットを打ち消す使い方も考えられる。
例えば、《No.85 クレイジー・ボックス》をエクシーズ召喚した後にこのカードを出し、攻撃可能にするという事もできる。
(2)は戦闘破壊された場合に同名カードをリクルートする効果。
戦線維持をしつつ、(1)の効果でエクストラモンスターゾーンの効果を牽制できるため、粘り強く戦える。
注意点としては戦闘破壊が確定した時点で効果が切れるため、戦闘破壊や戦闘ダメージをトリガーとする効果は(1)の効果では防げない。
(1)と(2)の効果を考えれば、相手は展開前に効果でこのカードを除去してくることも考えられる。
展開を牽制したいなら効果破壊へのメタも使うといいだろう。
- 名前は、英語で縄張りを意味する「ビート(beat)」とヴェロキラプトルの略称である「ラプトル(Raptor)」を合わせたものだろう。
小柄で細身だが素早さと知能を活かし集団で狩りを行う生態、羽毛の生えた姿や後ろ足の巨大な鉤爪など、このカードが登場した時期の学説通りのヴェロキラプトルそのものの姿である。
- イラストをよく見ると、背後の草叢に紛れ更に2体の《縄張恐竜》が隠れている。
恐竜と絡め(2)の効果を上手く表した描写であると言える。
関連カード †
―《縄張恐竜》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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