《避雷針/Anti Raigeki》 †
通常罠
相手が「サンダー・ボルト」を使用した時、
自分モンスターの代わりに相手モンスターを全て破壊する。
発動後このカードを破壊する。
Vol.5で登場した通常罠。
相手の《サンダー・ボルト》に対して発動し、自分のモンスターの代わりに相手フィールドのモンスターを全て破壊する効果を持つ。
《サンダー・ボルト》を事実上跳ね返す効果を持つが、ここまでピンポイントなメタカードを投入するより、よりメタ範囲の広い《大革命返し》などを入れたほうがよい。
相手が《サンダー・ボルト》を使用する場合、一般的に除去を行ってからモンスターを展開するため、せっかく発動条件を満たす状況に遭遇したとしてもアドバンテージを稼ぐことが難しい。
加えて、そもそも相手モンスターが1体も存在していないと発動自体できない裁定が何よりの追い討ちとなっている。
- 「避雷針」とは、雷を呼び寄せて地面に電流を逃がすことで建造物への被害を防ぐものである。
つまり、雷を跳ね返すものではないので、このカードは相手のモンスターゾーンに設置して雷を誘導するという事なのだろう。
- 英語名は「反Raigeki」となっているが、《サンダー・ボルト》を「Raigeki」などと名付けたために、こちらも妙な名前となってしまったのだろう。
ちなみに、避雷針の本来の英訳は「Lightning Rod」である。
- 原作・アニメにおいて―
アニメZEXALIIの「凌牙&IVvsクラゲ先輩」戦でクラゲ先輩が使用した通常罠《ジェリー・ホール》のイラストに描かれている。
- コナミのゲーム作品において―
DM3で初登場し、同作ではラスボス・裏ボスクラスとなると制限を無視して《サンダー・ボルト》を複数投入している相手ばかりのためか、メタとなるこのカードも《万能地雷グレイモヤ》と並びコスト20と最も重い罠カードとなっていた。
次作のDM4では《サンダー・ボルト》複数投入が無くなったことで腐りやすくなったためか、攻撃反応型罠カードのコストが上がる中コスト20で据え置きとなった。
DM8ではコスト150と激増したが、肝心の《サンダー・ボルト》を投入する相手が激減したためほとんど役に立たない。
- デュエルリンクスにも実装されたが、肝心の《サンダー・ボルト》が現時点では入手不能である。
《サンダー・ボルト》は、CPU戦でのみ使用できるアイテム「エクストラカード」、またはペガサスのスキル「創造者」を使った場合のみ「強力なカード」の1枚として使用することが可能となっている。
しかしこちらも現時点ではCPU側が使ってくることは無いため、ピンポイントメタであるこのカードは全く存在意義が無いものになっている。
関連カード †
―特定カードへのメタカード
―《避雷針》の姿が見られるカード
収録パック等 †
FAQ †
Q:相手フィールドにモンスターが存在せず、自分フィールドにモンスターが1体とこのカードがセットしてあります。
この時、相手が《サンダー・ボルト》を発動した場合、このカードを発動することはできますか?
A:相手フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードを発動できません。(19/04/01)
Q:このカードの効果は「相手の《サンダー・ボルト》を無効にし、相手フィールドに存在するモンスターを全て破壊する効果」ですか?
それとも、「《サンダー・ボルト》の効果を『自分フィールドに存在するモンスターを全て破壊する効果』に変更する効果」(例:《魔轟神ディアネイラ》)ですか?
A:《サンダー・ボルト》の効果を変更する効果ではありません。
前者の解釈です。(10/09/09)
Q:相手が発動したこのカードの効果で自分フィールドのモンスターが2体以上破壊される場合、《スターライト・ロード》を発動できますか?
A:発動できます。(10/09/09)
Tag: 《避雷針》 罠 通常罠