《百年竜/Hundred Dragon》 †
効果モンスター
星4/風属性/ドラゴン族/攻1800/守1000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
ターン終了時まで、自分フィールドのカードの数だけこのカードのレベルを上げ、
上げた数×100だけこのカードの攻撃力をアップする。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
EXデッキから特殊召喚された自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
戦闘・効果では破壊されない。
Vジャンプ(2020年7月号) 付属カードで登場した風属性・ドラゴン族の下級モンスター。
自分フィールドのカードの数だけレベルを上げ、そのレベル上昇に伴った自己強化の起動効果、墓地へ送られた場合にエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターに戦闘・効果破壊耐性を付与する誘発効果を持つ。
(1)はレベル上昇及び自己強化効果。
自身も枚数にカウントするため、単体でも攻撃力1900レベル5になる。
フィールドのカードの枚数を上手くコントロールできれば任意のレベルにでき、シンクロ素材として幅広い運用を狙える。
ただ伏せカードなどによりある程度調整はきくとはいえ、その時変更したいレベルにピンポイントで変更できるかは不安定である。
シンクロ素材として使うなら、安定してレベルを変更できる《星向鳥》と言ったモンスターも存在する。
エクシーズ素材として使う場合も、最初から該当のレベルのモンスターを使う方が楽だろう。
このカードを使う際はレベル9以上にもなれる点や、(2)の効果も考慮して採用を検討すべきだろう。
また上昇したレベルに比例して自己強化でき、下級モンスターとしては高めの攻撃力を得られることもある。
とはいえ倍率は低いため高い攻撃力を得るにはカードを大量に用意する必要があり、アタッカーにするには不安が残る。
(2)はエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターに耐性を付与する効果。
タイミングを逃すことはないので、素材にしつつ特殊召喚したモンスターに耐性を付与できる。
どこから墓地へ送られた場合でも使え、エクシーズ素材とした場合にも発動できる。
戦闘破壊と効果破壊の双方に対応し、ターンを跨いでも失われないが、除外・バウンスに無力で、1度だけしか耐性を発揮できない。
カテゴリには属していないものの、ドラゴン族なので《竜の渓谷》などで墓地へ送るのは容易であり、主力となるリンクモンスターなどに使うといい。
《ドラグニティ−ギザーム》で蘇生でき、2体で《ブラック・ローズ・ドラゴン》のシンクロ素材にすれば《ブラック・ローズ・ドラゴン》だけを残して全体除去を行える。
- なお、公式で相性の良さを宣伝した上記3枚が登場したのはこのカードより2か月遅れての事であり、実戦でこのシナジーを活かすには少々時間を要した。
- 原作・アニメ・ゲーム作品以外において―
20/05/27〜20/07/26までの期間限定公開である『リモートデュエルオペラ』(孔雀舞役 七緒はるひvs城之内克也役 高橋広樹)では高橋氏が使用。
《時の魔導士》の融合素材となることで上述したコンボに繋げ、あちらをフィニッシャーにする間接的な活躍を見せた。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
(2)の効果について †
Q:《百年竜》の(2)の効果処理時に対象が裏側表示になっている場合、その後対象が表側表示になった後に破壊される際にその効果は適用できますか?
A:ご質問の場合、『そのモンスターはフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、戦闘・効果では破壊されない』効果は適用されません。
よって、そのモンスターがその後に表側表示に戻ったとしても、通常通りに破壊されます。(20/10/24)
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