《氷水底イニオン・クレイドル/Icejade Cenote Enion Cradle》 †
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
「氷水」モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、モンスターが召喚・特殊召喚された場合、
自分フィールドの水属性モンスター1体を対象として発動できる。
対象のモンスター及び相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力はターン終了時まで、
対象のモンスターの元々の攻撃力分ダウンする。
BATTLE OF CHAOSで登場したフィールド魔法。
発動時に墓地・除外ゾーンから氷水1体をサルベージできる効果、モンスターの召喚・特殊召喚をトリガーに、対象とした自分の水属性及び相手モンスター全てを弱体化する効果を持つ。
(1)は発動時における氷水のサルベージ。
《氷水帝コスモクロア》を回収すれば即座に特殊召喚でき、そのまま(2)を使用すれば《神・スライム》を特殊召喚できる。
高守備力の水属性が存在するならば、《氷水艇キングフィッシャー》を回収して装備→特殊召喚→バウンスの動きに繋げる事で大きなアドバンテージを得られる。
墓地のみならず、除外された氷水を再利用できるのも利点。
(2)は自分の水属性1体及び相手モンスターの全体弱体化。
トリガーとなる召喚・特殊召喚はプレイヤーを問わないため、自分の水属性さえ存在していればほぼ毎ターン発動可能だろう。
攻撃力に依存するので弱体化の数値は安定しないものの、1000程度の弱体化ならば容易く、その場合でも効力としては十分だろう。
自分ターンであれば弱体化した自分の水属性を各種素材として消費してしまえば無駄がない。
《氷水艇キングフィッシャー》の装備モンスターを対象とすれば守備表示のまま攻撃できるため、実質相手のみの弱体化となる。
あるいは一度特殊召喚した《氷水艇キングフィッシャー》を対象にし、装備し直せば損失なしの2500弱体化が可能。
対象の水属性は他の強化がなければ攻撃力0となる。
レベル10・水族の《氷水帝コスモクロア》を対象とすれば、即座に《神・スライム》を展開可能。
- 「クレイドル(英語で揺り籠の意味)」であって「グレイドル」ではないので注意。
なお、氷水とグレイドルは属するモンスターが水属性・水族で統一されている共通点を持つ。
- 「イニオン」は、人体において頭蓋骨の後頭部に存在するある一点をさす。
- 英語名に使われる「Enion」はウィリアム・ブレイクの神話作品においてゾアであるサーマスのエマネーションであり伴侶である女性の名前で、性的衝動を表現しているとされる。
関連カード †
―カード名を《氷水底イニオン・クレイドル》として扱うカード
―サポートカード
―イラスト関連
―《氷水底イニオン・クレイドル》の舞台が確認できるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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