《不知火の鍛師/Shiranui Smith》 †
効果モンスター
星4/炎属性/アンデット族/攻1000/守 0
「不知火の鍛師」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「不知火の鍛師」以外の「不知火」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。
このターン、自分のアンデット族モンスターは戦闘では破壊されない。
ブレイカーズ・オブ・シャドウで登場した炎属性・アンデット族の下級モンスター。
シンクロ素材として墓地へ送られた場合に不知火1枚をサーチする誘発効果、除外された場合に自分のアンデット族に戦闘破壊耐性を与える誘発効果を持つ。
(1)の効果はシンクロ素材となった場合に不知火をサーチする効果。
1ターンに1度しか使用できないが、墓地からの蘇生を得意とするアンデット族であるため展開手段には事欠かない。
サーチ先も《刀神−不知火》などでデッキに戻せるため、枯渇するのを回避しつつ繰り返し効果を利用しやすい。
ただし、このカードを含め不知火は全て守備力0のアンデット族であり、より発動条件の緩い《ゴブリンゾンビ》でも全てサーチする事ができる。
このカードを使用する場合はステータスの差異や魔法・罠カードもサーチできる点、(2)の効果で差別化する必要がある。
既存のアンデット族サポート以外にも炎属性サポートの《ファイヤー・バック》などで蘇生できるのは《ゴブリンゾンビ》にはない利点。
また、《ラヴァルバル・サラマンダー》のシンクロ素材にした場合、不知火モンスターをサーチすることでほぼ確実に手札交換が可能となる。
手札の《レボリューション・シンクロン》とフィールドのこのカードでシンクロ召喚できるため、あちらの自己再生効果も兼ねて併用するのも良いだろう。
他にも《カメンレオン》で蘇生させればそのままレベル8のシンクロ召喚に繋げつつ効果を使用できるがデメリットが厳しいか。
(2)の効果は除外された場合にアンデット族に戦闘破壊への耐性を与える効果。
(1)の効果でサーチした《妖刀−不知火》などをトリガーにできるが、使い回しの面では積極的に除外したいカードではない。
緊急時の際には《炎渦の胎動》・《火遁封印式》による、フリーチェーンの除外によって戦闘破壊耐性をつけるなど工夫したい。
《戦神−不知火》など、墓地に戻す手段も併用したいところ。
- 鍛師とは、日本刀を作る職人のこと。
イラストでは鍛造している場面が描かれている。
- 英語名の「Smith(スミス)」は英語圏のファミリーネームで最も多いとされる名前だが、この場合は大元である、古英語の「職人」の意味だろう。
blacksmith/ironsmith(鍛冶屋)、goldsmith(金細工師)、gunsmith(銃工)など、特に金属加工の職人は現在でもそう呼ばれる。
- マスターガイド6によると、かつて親族を魔妖に殺され、その魔妖を滅するために鍛冶場で働いているらしい。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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