《風来王 ワイルド・ワインド/Wandering King Wildwind》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守1300
(1):自分フィールドに攻撃力1500以下の悪魔族チューナーが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外して発動できる。
デッキから攻撃力1500以下の悪魔族チューナー1体を手札に加える。
PREMIUM PACK 19で登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
攻撃力1500以下の悪魔族チューナーが存在する時に特殊召喚できる分類されない効果、自身を墓地コストに攻撃力1500以下の悪魔族チューナーをサーチする起動効果を持つ。
(1)は手札からの自己特殊召喚。
該当する悪魔族チューナーを多く擁するデッキにおいてシンクロ召喚に利用するのが基本となる。
特にリゾネーターを主体とする【レッド・デーモン】とはシナジーが強く、同デッキはエクストラデッキがシンクロモンスター主体なのでデメリットもほぼ気にならない。
《ソウル・リゾネーター》とはお互いをサーチできる関係であり、あちらでサーチすれば即座に展開できる。
あちらとの組み合わせで出せるレベル7闇属性シンクロモンスターには《サイバース・クアンタム・ドラゴン》や《邪竜星−ガイザー》など使い易いものがおり、悪魔族縛りの《天刑王 ブラック・ハイランダー》なども出すことが可能。
ただ、【レッド・デーモン】ではレベル7は6・8と比べると優先度が低く、関連カードにドラゴン族以外のシンクロ召喚を封じるものも多いため、それらとは相性が良くない点がネックではある。
(2)は自身を墓地コストにしたサーチ効果。
(1)の展開からシンクロ素材に用いる他、闇属性・悪魔族故にデッキから墓地へ送る手段も多い。
発動は次のターン以降となるので即効性は薄いが、状況の変化に応じてサーチ先を考えられるとも言える。
《悪魔の技》などで相手ターンに墓地へ送るのもいいだろう。
リゾネーター以外では、DD・魔轟神・インフェルニティ・海造賊なども該当範囲に複数のチューナーを擁する。
【レッド・デーモン】と異なり(1)の展開制限がやや痛いので安易に採用できるとは言い難いが、(2)のサーチを目当てに墓地肥やしとセットで投入する事は検討できるか。
- 「風」・ワインド(Wind)と名が付いており、下記のように疾風と書かれたカードにも描かれているが、闇属性である。
- 「Wind」という英単語は、「ウィンド」と読むと名詞で「風」などの意味だが、「ワインド」と読むと動詞で「(道が)曲がりくねる」などの意味となる。
おそらく「風来」・「風来坊」と合わせているのだろう。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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