遊戯王カードWiki - 《魔轟神レヴェルゼブル》

《魔轟神(まごうしん)レヴェルゼブル》 †

シンクロ・効果モンスター
星１０/光属性/悪魔族/攻3050/守1950
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分・相手のメインフェイズに１度、発動できる。
自分フィールドの「魔轟神」モンスターを任意の数だけリリースし、
その数だけ相手フィールドの表側表示モンスターのコントロールを得る。
この効果でコントロールを得たモンスターの効果は無効化される。
(2)：このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の他の「魔轟神」カード１枚を対象として発動できる。
このカードをＥＸデッキに戻し、対象のカードを手札に加える。

　TERMINAL WORLD 2で登場する光属性・悪魔族のシンクロモンスター。
　お互いのメインフェイズに自分フィールドの魔轟神を任意の数リリースする事でその数だけ相手表側表示モンスターをコントロール奪取する効果、このカードが墓地からエクストラデッキに戻し、墓地の魔轟神カード１枚をサルベージする効果を持つ。

　魔轟神としては初のシンクロ素材に縛りのないシンクロモンスターであり、(1)は単体でも利用できることから他のデッキに採用できないこともない。
　【魔轟神】においては《魔轟神ガミュジン》を経由するのが最も簡単だが、汎用レベル10ということで《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》を経由してのシンクロ召喚も狙いやすい。

　(1)は相手モンスターのコントロール奪取効果。
　フィールドにリリース用の魔轟神こそ必要になるが、フリーチェーンで対象をとらないため、応用性が高い。
　コントロール奪取したモンスターは効果こそ無効になるものの、永続的なので素材だけでなくアタッカーにも利用できる。
　また、コントロールを得た時点で効果が無効になる点を利用して、効果の発動にチェーンしてそのモンスターをコントロール奪取してパーミッションに使う事もできる。
　この場合、自身をリリースしてコントロール奪取する事も視野に入れるべきだろう。
　さらにこの効果には同名カードに関する１ターンに１度の制限が無いため、リリースした後に蘇生・帰還させれば再発動が可能。
　フリーチェーンで光属性・悪魔族を蘇生できる《刻まれし魔の神聖棺》とは非常に相性が良い。

　(2)は自身をエクストラデッキに戻し、魔轟神カードをサルベージする効果。
　自身はエクストラデッキに戻るため、蘇生などによる使い回しが狙えなくなる代わりに、改めてシンクロ召喚による展開を狙える。
　魔轟神モンスターのサルベージももちろん有用だが、魔轟神魔法・罠カードのサルベージは他のカードにはできないため、回収したいカードがある場合にはそちらを優先したい。

原型である《魔轟神レヴュアタン》の守備力を50削って攻撃力に回されたことで、ヴェルズの特徴である「下二桁が両方とも50のステータス」を持つようになり、同時に初の攻撃力3050のモンスターとなった。
イラストも《魔轟神レヴュアタン》がヴェルズのシンボルマークを模した仮面を付けた姿となっており、白い素肌と紫の唇も含めて頭部全体が《インヴェルズ・オリジン》と酷似したデザインになっている。
さらにこの仮面自体も《魔轟神ガミュジン》が付けている仮面を色替えしたものとなっている。
また、全身からは《インヴェルズ・オリジン》のものと思われる黒い瘴気があふれており、近くの魔轟鬼たちはその不穏さに怯えている。
- 光属性・悪魔族という共通点や下記のカード名の由来も含め、《インヴェルズ・オリジン》と魔轟神の間に何らかの関連性があることを示唆するカードと言える。
  (1)の魔轟神をリリースして発動する効果も、アドバンス召喚を主戦術とするインヴェルズの特徴に近く、この点でもインヴェルズの名を持つ《インヴェルズ・オリジン》との関連性を匂わせている。