遊戯王カードWiki - 《妖神

《妖神(あやかしがみ)－不知火(しらぬい)/Shiranui Squiresaga》 †

シンクロ・効果モンスター
星７/炎属性/アンデット族/攻2100/守   0
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
自分は「妖神－不知火」を１ターンに１度しか特殊召喚できない。
(1)：１ターンに１度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
モンスター１体を選んで除外する。
その後、その種類によって、以下の効果をそれぞれ適用できる。
●アンデット族：自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力は３００アップする。
●炎属性：フィールドの魔法・罠カード１枚を選んで破壊する。
●Ｓ：フィールドのモンスター１体を選んで破壊する。

　SAVAGE STRIKEで登場した炎属性・アンデット族のシンクロモンスター。
　自分のフィールド・墓地からモンスターを除外し、その種類によって３種類の効果を適用する起動効果を持つ。

　除外したモンスターが複数の条件を備えていた場合、効果も同じだけ適用できる。
　炎属性・アンデット族で統一され、シンクロモンスターも多く、除外される事で効果を発動するものが多数を占める不知火とのシナジーが強い。

　不知火モンスターを除外した場合、自分フィールドのモンスターの全体強化と魔法・罠カード１枚の除去が可能。
　強化幅は300と小さく、魔法・罠除去を基本的な狙いとしたい。
　これに除外した不知火の効果も含めると１体のモンスターとしてできる事の幅は非常に広い。
　【不知火】ならばこのカードをシンクロ召喚する過程で、コストとしやすいモンスターを墓地に溜める事も容易。

　さらにシンクロモンスターを除外していれば、モンスター除去効果も付与される。
　《刀神－不知火》とレベル１チューナーの組み合わせならシンクロ召喚の過程で除外対象を確保できる。
　ただ、それならば《不知火の宮司》を除外して効果を発動すれば同じことができる。
　展開の要となる《不知火の隠者》など、不知火は除外するモンスターの選択肢が豊富であるため、無理にシンクロモンスターの除外を狙う必要がある状況かはよく考えたい。

　また、このカードがシンクロモンスターである以上、デッキにはチューナーやシンクロ召喚のギミックは取り入れられているはずなので、別のシンクロモンスターが墓地に存在する状況自体は珍しくないだろう。
　特に《ゼラの天使》とは相性がよく、あちらを除外して効果を発動することで、毎ターンモンスター除去とあちらの帰還が狙える。
　このカードにも《ゼラの天使》にもシンクロ素材に縛りはないため、シンクロ召喚を取り入れることのできるデッキならば殆どのデッキで狙うことができる。
　ただしこのカード自体はレベル７のシンクロモンスターとしては打点が低めなので、アンデット族を除外し攻撃力を上げるなどしないと長い間フィールドに維持する事は難しい。