《妖仙獣 大幽谷響/Yosenju Oyam》 †
効果モンスター
星6/風属性/獣族/攻 ?/守 ?
「妖仙獣 大幽谷響」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に手札から
「妖仙獣 大幽谷響」以外の「妖仙獣」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
このカードの攻撃力・守備力はターン終了時まで、
戦闘を行う相手モンスターの元々の攻撃力と同じになる。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「妖仙獣」カード1枚を手札に加える。
クロスオーバー・ソウルズで登場した風属性・獣族の上級モンスター。
相手モンスターの直接攻撃時に特殊召喚できる誘発効果、戦闘を行うモンスターの攻撃力と同じ攻撃力・守備力になる誘発効果、戦闘破壊され墓地へ送られた時に妖仙獣をサーチできる誘発効果を持つ。
(1)の効果は相手の直接攻撃時に特殊召喚できる効果。
【妖仙獣】では相手ターンに自分フィールドが空になりやすいので、効果を発動する機会は少なくない。
《妖仙獣 鎌参太刀》、《妖仙獣の神颪》の効果であらかじめサーチしておけば、自分フィールドを空にしたままで相手にターンを渡してもある程度安心できる。
(2)の効果はターン終了時まで戦闘を行う相手モンスターの攻撃力と同じ攻撃力・守備力になる効果。
複数回の戦闘を行う場合はその都度発動できるため、攻撃表示で戦闘を行えば相打ちに、守備表示ならば全ての攻撃を防ぐ事ができる。
ただし参照するのはあくまで元々の攻撃力であるため、相手の攻撃力が強化されている場合は破壊されてしまう。
逆に、全体弱体化を併用すれば、戦闘破壊されない。
(3)の効果は戦闘破壊された時に妖仙獣をサーチできる効果。
同名カードや魔法・罠カードを含む全ての妖仙獣をサーチでき、(1)(2)の効果と噛み合っており、発動条件を満たしつつ相打ちで相手モンスターも処理しやすい。
《妖仙獣 鎌参太刀》の効果でこのカードをサーチして攻撃表示で特殊召喚すれば、このカード1枚分のデッキ圧縮と相手モンスター1体分の除去を同時にこなせる。
自分の攻撃時にも(2)の効果は使えるのでペンデュラム召喚や蘇生で展開し、攻撃して相打ちを狙ってもいい。
- 「やまびこ」とは、山の上で大声で叫ぶと同じ言葉が遠くから返って来るという現象で、かつてこれは妖怪の仕業であると考えられていた。
相手の攻撃力と同じ攻撃力・守備力になる効果はここから来ているのだろう。
なお通常「やまびこ」は「山彦」と漢字表記されるが、鳥山石燕の画集である『画図百鬼夜行』の様に「幽谷響」と書いて「やまびこ」と読まれる例も見られる。
- アニメARC-Vの「遊矢vsエド」(2戦目)で遊矢が使用した通常罠《反撃のエンタメイト》のイラストに描かれている。
関連カード †
―《妖仙獣 大幽谷響》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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