遊戯王カードWiki - 《竜殺者》

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2024-04-20

《竜殺者(ドラゴン・キラー)/Dragon Seeker》 †

効果モンスター
星６/闇属性/悪魔族/攻2000/守2100
このカードがフィールド上に召喚・反転召喚された時、
表側表示のドラゴン族モンスター１体を破壊する。

　BOOSTER5で登場した闇属性・悪魔族の上級モンスター。
　自身の召喚・反転召喚に成功した時に表側表示のドラゴン族モンスターを破壊する誘発効果を持つ。

　ドラゴン族専用のメタカードなのだが、明らかに同属性・同種族・同レベルの《邪帝ガイウス》で十分である。
　一応《悪魔の憑代》などでリリースなしで召喚した場合も効果が使える点や《月の書》等で使いまわせるので完全な下位互換ではないのだが、採用する理由は乏しい。

大きなエラッタがなされたカードの１つ。
元々は「このカードが守備表示から表側攻撃表示に変わった時」と効果の発動条件が異なっていた。
このテキストの場合、効果を使用する際は守備表示で召喚してから１ターンはフィールド上に残らねばならず、その間に戦闘破壊・除去される恐れがあった。
エラッタにより効果の発動が容易になり、わずかだが強化されたカードと言える。
しかし守備表示で特殊召喚するカードや表示形式を変更するカードが続々登場した現在では、元の効果の方がコントロール的な役割を担えたため微妙な所である。

レベルのわりに攻撃力が低い点は、第２期ですでに嘆かれており、ザ・ヴァリュアブル・ブック４では「生け贄なしで使えればよかったのだが」と評された。
しかしこれが実現した場合、生け贄なしで攻撃力2000、しかもメリットもついているという、当時としては破格のモンスターになる。

英語名は、捜す人を意味する「Seeker」に変更されている。

原作・アニメにおいて―
アニメ版「バトルシティ編」における「海馬vsデュエルロボ」戦において海馬が使用。
上記のエラッタ前の効果で登場し、《青眼の白龍》の破壊を狙って《サイクロプス》を生け贄に守備表示で召喚されたが、返しのターンで《ロード・オブ・ドラゴン－ドラゴンの支配者－》を召喚され失敗に終わった。
その後もフィールド上に残り、最終的には《オベリスクの巨神兵》召喚のための生け贄となった。
また、英語版の「遊戯&海馬vs光の仮面＆闇の仮面」戦において海馬の手札に確認できる（日本版では《闇・道化師のサギー》）。

原作の「海馬vsデュエルロボ」戦の同シーンでは、《暗黒の眠りを誘うルシファー》が使用されていた。
アニメでこのカードに変更されたのは、OCG版の《暗黒の眠りを誘うルシファー》の効果がリバース効果でなくなり、発動までのタイムラグがなくなった影響であると思われる。
また、前述の通りエラッタ前の効果で登場しているが、表示されたカードのテキストはエラッタ後のものであり、レベルも４に誤植されている。

コナミのゲーム作品において―
DM2では効果を持たず、「ドラゴンを倒すために　魔界から送り込まれた　殺戮モンスター」というテキストであった。
DM3以降のシリーズでは「相手フィールド上のドラゴン族モンスターを全て破壊する」という効果を獲得している。
全体除去効果に強化されているが、同シリーズでは起動効果を使用したターンにそのモンスターは攻撃できなくなるので、OCG版の使い勝手とは一長一短であると言える。
ただ、DM4では高い守備力が災いして最上級モンスターに設定されており、実用性が大きく下がってしまっている。

関連カード †

―ドラゴン族に対するメタカードはドラゴン族を参照

収録パック等 †

Tag: 《竜殺者》効果モンスターモンスター星6 闇属性悪魔族攻2000 守2100

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