遊戯王カードWiki - 《龍相剣現》

《龍相剣現(りゅうそうけんげん)/Swordsoul Emergence》 †

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：デッキから「相剣」モンスター１体を手札に加える。
自分フィールドにＳモンスターが存在する場合、
代わりに幻竜族モンスター１体を手札に加える事もできる。
(2)：このカードが除外された場合、自分フィールドの、
「相剣」モンスターまたは幻竜族モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで１つ上げる、または下げる。

　BURST OF DESTINYで登場した通常魔法。
　相剣モンスター（条件を満たせば幻竜族）のサーチ効果、除外された場合に相剣モンスターあるいは幻竜族のレベルを１操作する効果を持つ。

　(1)は相剣モンスターのサーチ効果。
　相剣モンスターは特殊召喚効果を持つものが多いため、初動から中盤以降の展開まで腐らず仕事ができる。
　サーチ先には魔法使い族の《妖眼の相剣師》も含まれており、【ウィッチクラフト】等の《妖眼の相剣師》を無理なく採用できるデッキにあちらと共に出張させる使い方も考えられる。

　シンクロモンスターが存在する場合には代わりに幻竜族のサーチも可能であり、幅広いサーチを行える。
　シンクロ召喚を行う幻竜族主体のデッキである【竜星】や【天威】では、初動札にこそならないものの万能サーチカードとして扱う事もできる。
　元々相剣は汎用性の高めな幻竜族を多く有しているため、それらのデッキにこのカードと共に相剣モンスターを少数投入するのも悪くはない。

　(2)は相剣または幻竜族のレベルを操作する相剣魔法カード共通効果。
　これによりシンクロモンスターの展開先に幅をもたせられる。
　相剣シンクロモンスターを出すだけならレベル変更せずとも出せる場合が多く、他のモンスターを採用する場合に活用できる効果である。

　(1)で《相剣師－泰阿》をサーチし、あちらのコストとして除外すればレベル７・９のシンクロ召喚が可能になる。
　特に【相剣】では《邪竜星－ガイザー》を出せるのは大きい。

登場直後から【相剣】が環境で活躍したため、22/01/01にて準制限カードに指定された。
その後、環境での【相剣】の活躍が落ち着いたこともあり、半年後の22/07/01にて制限解除となった。

イラストは《妖眼の相剣師》に肩を貸しながら歩く《教導の鉄槌テオ》と《教導の天啓アディン》の前に、雷雨をバックに現れた《相剣大師－赤霄》、《相剣師－莫邪》、《相剣師－泰阿》の三名の構図。
- よく見ると《妖眼の相剣師》の腕にある聖痕が赤く光っている。
  彼女は拘束具を用いて聖痕の力を抑え込んでいるので、彼女の持つ聖痕が暴走しかかっているのかもしれない。