《霊塞術師 チョウサイ/Chow Sai the Ghost Stopper》 †
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1900/守 800
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いに墓地の魔法・罠カードの効果を発動できない。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
相手の墓地の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
Vジャンプ(2021年4月号) 付属カードで登場した闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
お互いの墓地の魔法・罠カードの効果の発動を封じる永続効果、フィールドから墓地へ送られた場合に相手の墓地の魔法・罠カード1枚を除外する誘発効果を持つ。
(1)はお互いの墓地の魔法・罠カードの効果の発動を封じる効果。
墓地効果を持つ魔法・罠カードは相応に存在し、相手のデッキ次第でははかなり刺さる。
ただし、墓地効果で最も多いモンスター効果は素通りさせてしまうため、有用度は相手のデッキに左右されやすいのは否めない。
また、墓地で発動する魔法・罠カードには自身を除外して発動する効果も多いため、《霊滅術師 カイクウ》で十分なことが多い。
あちらは相手のみ墓地利用を制限でき、発動をしない身代わり効果などの利用も封じられる。
【バージェストマ】には天敵であり、墓地から罠モンスターとして特殊召喚することが軒並み不可能になる。
【ウィッチクラフト】や【化石】もウィッチクラフト魔法カードや《化石融合−フォッシル・フュージョン》のサルベージが不可能にはなるが、それ以外を阻害しないので、先に除去されたり戦闘破壊されてしまう可能性も高い。
もっともその場合は(2)でウィッチクラフト魔法カードや《化石融合−フォッシル・フュージョン》を除外できるので、ある程度の動きは制限できる。
(2)は相手の墓地の魔法・罠カード1枚を除外する効果。
こちらはサルベージによる使い回し等も防げる点で(1)以上に墓地の魔法・罠カードへのメタ能力は高い。
相手による戦闘破壊や除去という受動的な手段でも満たせるが、リリースやリンク素材などに使えば能動的に発動できる。
総じて、効果の有用性が相手のデッキによって異なるためサイドデッキ向きのカードではある。
種族・属性サポートには恵まれており、下級アタッカーとしても通用する攻撃力を誇るので、それらの点を活かすのならばメインデッキからの投入も検討できるか。
- Vジャンプ(2021年3月号)では「墓地を封印せし闇属性モンスター」「決闘シーンを変える超術師スター」「過去に登場した《霊滅術師 カイクウ》などと同様に相手の戦術を邪魔できる効果を持っている」と紹介されている。
- モデルは、平安時代の僧侶「最澄」だろう。
今の滋賀県あたり・近江国出身の天台宗の開祖とされ比叡山延暦寺を開創し、清和天皇より賜与された諡号「伝教大師」という呼称が有名である。
また同時代に活躍した空海と並列して語られることが多い。
関連カード †
収録パック等 †
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