《茫漠の死者/Endless Decay》 †
効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻 ?/守 0
(1):自分のLPが2000以下の場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
このカードの攻撃力は相手のLPの半分の数値になる。
Vジャンプ(2010年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場した闇属性・アンデット族の上級モンスター。
自分のライフポイント2000以下の時に条件による特殊召喚が可能な分類されない効果、召喚・特殊召喚に成功した場合に相手のライフポイントの半分の攻撃力を得る誘発効果を持つ。
上級モンスターだが、ライフが減っていれば(1)により自己特殊召喚できる。
通常召喚や自身の効果以外の特殊召喚にも制約は無い。
ただし、ライフ2000以下は意識的に狙わないとタイミングが難しく、特に序盤からこの効果で特殊召喚するにはライフを意図的に減らすカードは必要不可欠である。
(2)の効果により攻撃力は相手ライフの半分となり、相手が初期ライフならば攻撃力4000となる。
《トランスターン》や《ピラミッド・タートル》の自爆特攻等から即座に大型アタッカーを出せる。
反面、《エフェクト・ヴェーラー》等のモンスター効果メタに弱く、基本的に攻撃表示で展開するため返しのターンで大打撃を受ける。
守備力は0なので表示形式変更に弱いが、《悪夢再び》でサルベージできるメリットでもある。
相手のライフが多いほど攻撃力が増すため、《成金ゴブリン》や《ソウルテイカー》のデメリットを軽減できる。
一度攻撃力が決まれば、それ以降に相手のライフが変動してもこちらの攻撃力には影響を受けない。
よって相手のライフがいくらあってもこのモンスター2回の直接攻撃で勝利できる。
さらにはフィールドでの同名カードの枚数制限も無いので、上記の通り《悪夢再び》で2枚回収し2体の直接攻撃で1ターンキルを狙うのもいい。
ライフが2000以下の場合に自身を特殊召喚できる効果も合わせて、一発逆転向きのモンスターと言える。
《地獄の暴走召喚》で特殊召喚できるので、能動的にライフを減らすデッキを組むこともできる。
同じ闇属性・レベル5の《ガーベージ・ロード》や、《悪夢再び》でサルベージできる《ミストデーモン》、《簡易融合》などが使いやすく、《No.61 ヴォルカザウルス》や《シャーク・フォートレス》につなげてもライフを一気に削ることができる。
- 「茫漠」は、広々としている上に特筆する何かが存在しているわけでもない状態を指す。
- 英語名に含まれる「Decay」は、「腐敗・腐食・崩壊」等の意味の名詞である。
「Endless Decay」では「永遠の腐敗」といった意味になる。
- アニメARC-VのLDSの小テストで、このカードの攻撃力を答える問題が出された。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードの攻撃力が相手のライフポイントの数値の半分になる効果の種別は何ですか?
A:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動する誘発効果です。(11/03/19)
Q:このカードの召喚・特殊召喚に成功した時の効果が適用された後に、相手のライフポイントが変化した場合、このカードの攻撃力は変化しますか?
A:いいえ、変化しません。(11/03/19)
Q:効果が適用されたこのカードの元々の攻撃力はいくつですか?
A:0になります。(11/03/19)
Q:自身の効果で攻撃力が変化している状態のこのカードに《収縮》を発動した場合、このカードの攻撃力はどうなりますか?
A:0になり、ターン終了後も攻撃力は戻らず0のままになります。(11/03/19)
Q:自身の効果で攻撃力が変化している状態のこのカードの攻撃力は《ヴェノム・スワンプ》の効果で下がりますか?
A:はい、下がります。
攻撃力が0以下になった場合、通常通り破壊されます。(13/08/17)
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