《-/Aspischool》 †
Effect
LV4/WATER/Fish/ATK 300/DEF 300
When this card is Normal Summoned:
You can Special Summon 1 Level 6 or lower Fish monster from your hand in Defense Position,
but banish it when it leaves the field.
If this card is banished: You can Special Summon this card in Defense Position.
You can only use this effect of "Aspischool" once per turn.
日本語訳
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻 300/守 300
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚した時に発動できる。
手札からレベル6以下の魚族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
TCGのAlliance Insightで登場した水属性・魚族の下級モンスター。
召喚に成功した場合、レベル6以下の魚族を手札から守備表示で特殊召喚する効果、このカードが除外された場合、このカードを守備表示で帰還する効果を持つ。
(1)はレベル6以下の魚族の特殊召喚効果。
魚族を連鎖的に並べることができるが、特殊召喚した魚族はフィールドを離れると除外されてしまう。
それを避けたいならエクシーズ素材にすることになり、その場合は主にレベル4魚族を特殊召喚し、ランク4に繋ぐことになるだろう。
除外される残存効果を活かす場合、【ゴーティス】のような除外がメリットになるデッキであれば遠慮なく素材にし除外できる。
レベル6以下であるため、《ゴーティスの月夜サイクス》等の特殊召喚も可能。
反面、魚族で帰還に関係する効果を持つものの大半は除外された自身を帰還するものであり、自身以外を帰還させられる魚族は《シー・ランサー》、《ゴーティスの朧キーフ》、《ゴーティスの守人イーノック》等ごく僅か。
現状こちらの用途を活かせるのは【ゴーティス】もしくは《フィッシュアンドバックス》等の魔法・罠カードを多用する構築のいずれかに限られるだろう。
(2)は自己帰還効果。
(1)とも相性の良い【ゴーティス】であればこのカードを除外しやすい。
除外された場合にタイミングを問わずすぐさま帰還する魚族としては《ゴーティスの月夜サイクス》に次ぐ二例目であり、《ジャイアント・レックス》等と同じ効果を魚族が持っているという点で価値がある。
なお、特殊召喚では(1)を使用できないバニラであるため、素材等にすることになる。
《ゴーティスの月夜サイクス》からサーチしてそのまま除外することで実質的なリクルートとして扱える魚族は《ゴーティスの紅玉ゼップ》に続き2体目で、チューナーであるあちらと非チューナーのこのカードを状況に応じて使い分ける事ができる。
シンクロ素材以外では、ホワイト・オーラシンクロモンスターが共通で持つ自己再生効果の除外コストに2回分充てることもできる。
コストとしての利用をターンあたり1回に抑えれば実質コスト無しで使いまわせる為、場持ちにも貢献できる。
- イラストでは腹部と背部に盾を装着した、つぶらな瞳の魚の群れが描かれている。
カード名は古代ギリシャ語で「盾」を意味する「Aspis」と、英語で「魚などの群れ」を意味する「school」の合成語だろう。
- つぶらな瞳にぽかんと空いた口という特徴的な顔から、モチーフはオルドビス紀の古代魚「サカバンバスピス」だろう。
かつては無名の種だったが、2022年にフィンランドの博物館に展示されている本種の模型の妙にかわいらしい顔がネット上で話題となり、一躍人気の生物となった。
その名前は、発見地であるボリビアのサカバンバ村と盾(Aspis)のような魚であることに由来する。
関連カード †
収録パック等 †