オリジナルカード

 プレイヤーが任意で作成したカードのこと。
 広義では、漫画・アニメ・ゲーム等でのみ登場した未OCGカードプロキシも含む。
 略称は「オリカ」。

 もちろん、公式大会での使用は不可能である。
 フリーデュエルであっても、使用する際は相手の許可を得るのがマナーである。
 なお、遊戯王の原作者である高橋和希氏が作成したカードを、オリジナルカードと呼ぶ事はあまりない。

  • アニメ5D'sの主人公・不動遊星役の声優である宮下雄也氏の姉の結婚式で、遊戯王のスタッフから《ハッピー・マリッジ》という世界に1枚だけのカードがプレゼントされている。
    ちなみにこのカードは、テキストまで一致しているかは不明だが、アニメGXで早乙女レイが使用していた装備魔法《ハッピー・マリッジ》と同じイラストである。
  • 原作・アニメにおいて―
    原作では「決闘者の王国編」でM&Wの創造主・ペガサスが使用した一般流通していないトゥーンカードを指して「オリジナル・カード」と称されていた。
    一応M&Wの開発側が関わっている「正式なカード」なのだが、職権乱用も同然の行為にギャラリーからは「自分だけに有利なカードを創り出すなんて許せない…」等不満の言葉が飛び出していた。
  • アニメオリジナルの「ドーマ編」では、ドーマが自作した「オレイカルコス」シリーズが登場している。
    また、「乃亜編」の回想シーンにおいて、海馬を励ますためにモクバが《青眼の白龍》を手描きで作りプレゼントした。
  • コナミのゲーム作品において―
    OCGよりもゲーム作品の方が歴史が長いため、初期のゲームに登場するカードは原作・アニメに登場したものを除いて全てゲームオリジナルである。
    その後、OCGがそれを輸入しており、「Magic Ruler −魔法の支配者−」までのモンスターのうち原作出身でないものは全てこの輸入品である。
  • 後期の作品ではアニメで使用された未OCGカードがゲームオリジナルカードとして使用できるものがある(厳密にはオリジナルではない)。
    特にTAG FORCEシリーズでは、登場キャラクターの再現に力を入れており、OCG化される前からアルカナフォースTG等が大量に収録された。
    もちろん、OCG化した後にはOCG版に置き換えられるが、OCG化の際に大きく性質が変わったダークシンクロモンスター機皇帝は、そのまま置き換えてしまうとDT(ダークチューナー)やパーツモンスターの存在意義が無くなってしまうからか、ゲームオリジナルカードとOCGカードの両方が収録されている。
  • デュエルリンクスでは上記のTAG FORCEシリーズに登場したゲームオリジナルカードが未OCGカードとして登場している。
    中には《インフェルニティ・デス・ガンマン》・《二重波紋》・《恋する乙女》等、特定のデュエリスト使用時に専用ボイスが用意されているカードもある。
  • 《アーマード・ホワイトベア》のように、デュエルリンクスで実装済みのゲームオリジナルカードが後に効果を変更してOCG化することが時折起こっているが、そのようなカードがデュエルリンクス内でも効果を変更された例は2021年時点で一度もなく、OCGとは異なったままになっている。

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