オルフェゴール/Orcust †
SOUL FUSIONでカテゴリ化された「オルフェゴール」と名のついたカード群。
属するモンスターは全て闇属性・機械族で統一されている。
- カテゴリ名の由来は「オルフェウス」+「オルゴール」+「ベルフェゴール」だろうか。
- オルゴールは、自鳴琴と表記されることもある、機械仕掛けで自動的に演奏をする楽器である。
劇伴として用いられる場合、過去の思い出や死に別れた人物の生前のエピソードとともに用いられることがある。
- オルフェウスはギリシャ神話に登場する吟遊詩人であり、妻を生き返らせようとしたエピソードで特に知られている。
冥府へと出向いた彼は演奏技術の素晴らしさで冥府の神ハデスらの心を動かし、死した妻を現世へ連れ戻す許可をもらったが「帰路の途中で振り返るな」という忠告を破ったため蘇生には失敗してしまった。
また、アルゴー船探検隊の一員として冒険に参加し、歌で人に害なす怪物セイレーンと歌で渡り合ったという逸話を持つ。
オルフェウスの琴は、彼の死後に琴座として星空に迎えられている。
- ベルフェゴールは七つの大罪において一般的には「怠惰」を司る悪魔とされるが、「色欲」を司る悪魔とする説もある。
星遺物関連の中には音楽や七つの大罪と関連するトロイメアが存在することを考えると、「色欲」を《夢幻崩界イヴリース》と関連付けているのだろうか?
また、有り得ないとされる計画を皮肉る「ベルフェゴールの探求」という言葉が存在する。
死者の復活という計画に関わるカテゴリである事を踏まえると、この「ベルフェゴールの探求」を意識している可能性もあるか。
- 上記のオルフェウスやオルゴールを意識してか、このカテゴリに属するカードのカード名には音楽に関連した言葉が多く用いられている。
- オルフェゴールの罠カードに付けられている「アタック」「コア」「リリース」はいずれも音楽用語で「音の出だし」⇒「音の響き」⇒「音の終わり」を意味する。
イラストの様子や他のカードの事を踏まえると時系列もこの順番になっているものと思われる。
- 英語名は「オーケストラ(Orchestra)」とローマ神話における死の神「オルクス(Orcus)」を組み合わせたものと思われる。
また、下級モンスター3種は固有名の部分が韻を踏む2語という共通した形になっているほか、一部のカードでは「Orcust」の部分が「管弦楽に作曲された」という意味の「Orchestrated」と組み合わせて「Orcustrated」となっている。
- 第10期から登場した星遺物を巡る背景ストーリーに関わるカテゴリの1つ。
2018年のVジャンプ9月号によると、ロンギルスが自らの目的を達成するために作り上げた機械の軍隊であるとのこと。
その正体はイヴを復活させるための器の失敗作であり、長年の実験が軍を作る程に膨大な数になった。
関連リンク †
―「オルフェゴール」と名のついたモンスター
※は「オルフェゴール」に関する効果を持つモンスター
―「オルフェゴール」と名のついた魔法・罠カード
※は「オルフェゴール」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―「オルフェゴール」に関する効果を持つカード
―「オルフェゴール」を素材に指定するモンスター
―その他のリンク