カラクリ/Karakuri †
STARSTRIKE BLASTでカテゴリ化された「カラクリ」と名のついたカード群。
全てのモンスターが地属性・機械族で統一されいる。
カテゴリ化以降登場したメインデッキのモンスターは、以下の共通効果を持つが、登場時期によって共通効果に差異がある。
このカテゴリに属するシンクロモンスターは、以下の共通するシンクロ素材と効果を持つ。
チューナー+チューナー以外の機械族モンスター1体以上
(X):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「カラクリ」モンスター1体を特殊召喚する。
備考
- 属するモンスターの多くは、カード名に用いられている漢数字の表記が「掛け算九九」と関連している。
また自身のカード名と同じ漢数字が、機体や身に付けている物などに刻まれているのも特徴である。
- 英語名では「mdl ○○○(九九に当たる部分と同じ数字)」という部分を足す形で九九を表現している。
属するモンスターが機械族で統一されている事から、「mdl」は「model(モデル・形式番号)」の略だろう。
- 九九の各段と対応するカラクリモンスターは次の通り。
- 絡繰(カラクリ)とは、鯨糸(げいし)や発条などで動く日本の伝統的な機械仕掛けの人形や模型、あるいは機械装置などのことを指す。
室町時代に大きく発展し、岐阜県の高山市や愛知県の犬山市では、奉納からくり人形のお祭りが現在でも盛んに行われている。
- 強制攻撃及び攻撃を受ける時に表示形式が変わる効果は、カラクリの持つ「自動人形」としての特徴の表れとも考えられる。
また公式サイトの「かーどビング通信」では、これらの2つの効果を「からくり仕掛けのような面白い動き」と表現している。
- コナミのゲーム作品において―
WORLD CHAMPIONSHIP 2011では、「チーム・カタストロフ」の一人であるニコラスがこのカテゴリを使用している。
彼はアニメにおいて表示形式に関する類似効果を持つ《ヒドゥン・ナイト−フック−》を使用したため、こちらのイメージからと思われる。
- マスターデュエルにおいてはこのテーマの背景について語られている。
元々は大名が職人たちに命じ、外国から取り寄せた黄金の歯車で作った《黄金の歯車装置箱》をベースに建造された戦争用の兵器であった。
世情が落ち着いたのちのカラクリたちは《カラクリ将軍 無零》の統治のもとで独自に暮らすようになり、武将や兵士ではない商人や町人のカラクリはその過程で生まれたものだという。
その後の描写だが、カラクリたちは大名から直接領土を賜ったのか、それとも占領したのかは定かではない。
関連リンク †
―「カラクリ」と名のついたモンスター
※は「カラクリ」に関する効果を持つモンスター
―「カラクリ」と名のついた魔法・罠カード
※は「カラクリ」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―「カラクリ」に関する効果を持つカード
―「カラクリ」に関するカウンター
―その他のリンク
FAQ †
Q:攻撃された時の守備表示に変更される効果の分類は何ですか?
A:誘発効果です。(10/07/17)
Q:攻撃された時の誘発効果が発動するよりも前に、相手は攻撃宣言時の優先権を行使して《サイクロン》などを発動できますか?
A:いいえ、できません。(10/07/18)
Q:メインフェイズ1で守備表示の場合、可能ならそれを攻撃表示に変更して攻撃する必要がありますか?
A:いいえ、この効果によって攻撃表示に変更することを強制されるわけではありません。(10/07/17)
Q:メインフェイズ1の終了時に攻撃表示の場合、必ずバトルフェイズに移行し攻撃を行わなければいけませんか?
A:はい、カードの効果などでスキップされている場合などを除き、必ずバトルフェイズを行わなければなりません。(10/12/21)
Q:バトルステップの巻き戻しが発生した場合、攻撃は取り止められますか?
A:いいえ、その場合でも攻撃します。(11/02/25)