ダークシンクロモンスター †
《猿魔王ゼーマン》・《漆黒のズムウォルト》・《ダーク・フラット・トップ》・《地底のアラクネー》・《月影龍クイラ》・《氷結のフィッツジェラルド》・《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》の7体の総称。
属するモンスターのカード名に共通点はないが、アニメ5D'sにおいて特殊なカードデザイン・召喚方法を使用された一群である(詳細は下記「原作・アニメにおいて」を参照)。
なお、これらはOCGでは全て普通のシンクロモンスターであり、劇中でのレベルや召喚方法の再現はされていない。
元々はアニメ5D'sの劇中で使われた言葉だが、OCGでもシンクロ素材の指定にその名残を見ることができる。
通常のシンクロモンスターとしてOCG化を果たしたうち4体は、アニメにおけるダークシンクロ召喚の描写を意識してか、シンクロ素材のチューナー以外のモンスターが1体のみという指定を受けている。
また、《月影龍クイラ》以外はチューナーに闇属性を、チューナー以外のモンスターにアニメで使用者が使用した種族のモンスターを指定している。
- ダークシンクロを行なう際は、ダークチューナーモンスターが自身のレベルと同じ数の光の玉を出して消滅し、その光の玉が非チューナーの身体に侵入、非チューナーのレベルの数だけ侵入した光の玉が消失して残った光の玉が非チューナー消滅と共に黒い玉になって放出、それらが一つの円を描きながら黒い光を発生させてダークシンクロモンスターが出現するという演出になっている。
- コナミのゲーム作品において―
舞台をアニメ5D'sに準拠した内容に移行したTAG FORCE4から登場。
ダークシンクロモンスターのレベルはマイナスではなく通常と同じプラスに変更された(劇中でのレベルの絶対値をとる)。
レベルマイナスでは《強者の苦痛》をはじめとしたレベルに関係するカードの処理が難しくなるための変更だろう。
しかし枠の色が黒く、星が青で左詰等のカードの外見は変更されていないためダークシグナーの気分は味わえる。
類似の召喚条件を持つモンスター †
アニメにおけるダークシンクロ召喚と類似した召喚条件を持つモンスターとして、漫画5D'sにおいて《アルティマヤ・ツィオルキン》と《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》が登場した。
これらのモンスターはダークチューナーと同様にシンクロ召喚時にマイナスの数値のレベルとして扱う「マイナス・チューナー」を用いてシンクロ召喚されたレベル0のモンスターである。
OCG化される際にあくまで通常のシンクロモンスターとしてカード化されたダークシンクロモンスターとは異なり、こちらは
このカードはS召喚できず、自分フィールドのレベル(5または8)以上で同じレベルの、
チューナーとチューナー以外のモンスターを1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
という効果外テキスト(召喚条件)によって疑似的ではあるが作中の召喚方法を再現する形でカード化された。
また、「ルール上、このカードのレベルは12として扱う。」という効果外テキストによってカードに星印のないレベル0のモンスターであることを再現している。
さらに、OCGオリジナルとしてベアルクティが登場した。
これらは
このカードはS召喚できず、レベルの差が(自身のレベル)となるように
自分フィールドからチューナー1体とチューナー以外のモンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
という効果外テキスト(召喚条件)を持つため、上記にある漫画5D'sの2体よりもアニメ版ダークシンクロモンスターに近い召喚条件を持っている。
ただし、こちらは召喚条件にさえ合えばチューナーと非チューナーのどちらのレベルが高くても構わないため完全にダークシンクロ召喚と同じというわけではなく、より汎用性を高めた形になっている。
関連リンク †