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占(うらな)い魔女(まじょ)/Fortune Fairy †

　COLLECTION PACK－革命の決闘者編－でカテゴリ化された「占い魔女」と名のついたモンスター群。
　属するモンスターは全て魔法使い族であり、以下の共通効果を持つ。

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードが手札からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
（カードごとの固有の効果）

複数枚の占い魔女を同時にドローした場合でも、(1)の効果で特殊召喚できるのは１体だけである点に注意。
１つのトリガーで手札誘発同士のチェーンを組んで複数枚のモンスターを特殊召喚する事はできないからである（詳細は手札誘発のページを参照）。

関連カードは「占い魔女」だけでなく「魔法使い族」を指定した効果を持つカードがある。
そのため、アニメで関連したフォーチュンレディおよびそれ以外の魔法使い族モンスターと連携が取れるようになっている。

デザインとしては、頭身が低く目が大きめ、と少女漫画に登場する妖精といった雰囲気である。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sにおいて、カーリー渚が使用するカテゴリ。
アニメではいずれも通常モンスターであり、フレイバー・テキストで占いができるようになっていた。
劇中でも何度かデッキトップのカードをドローして占いを試みているが、彼女の運命を暗示するかの様にいずれも悪い結果であった。
カーリーがダークシグナーへと変貌したと共に、これらのカードはフォーチュンレディに変異した。
それぞれが対応するモンスターはフォーチュンレディのページを参照。

アニメでのフレイバー・テキストはいずれも「このカードをドローした今日のあなたの運勢は～」から始まっている。
OCG化に当たってドローに反応する共通効果を持つのはこのフレイバー・テキストの名残だろうか。

それぞれのテキストに記されたラッキーナンバーはそのカードのレベル、ラッキーカラーは属性に対応する色となっている。
また、カードに書かれた運勢はレベルが低いほど良く、レベルが高いほど悪いものとなっている。

明確にカードの種類が確認できる中で、その種別が変更されるのは非常に珍しい。
漫画版のカードでは比較的よく見られたが、アニメ出身の他の例は《ネオス・ワイズマン》や《アイヴィ・シャックル》くらいである。

アニメでの描写を見る限り、デュエルで使うカテゴリというよりは占いアイテムとしての役割が基本であったと思われる。
（一応デュエルでも使える様にはなっていたが実戦的なデッキとは言い難く、かなりファンデッキの要素が強い）
OCGで変更されたのは第10期におけるカードパワーの面と、占い魔女中心でデッキを組んでも機能する様に配慮された結果だろう。
また、アニメでも繋がりのある【フォーチュンレディ】とシナジーする固有効果も複数見られており、カーリーのファンデッキを実戦的に組める様にもなっている。
ただし、フレイバー・テキストが廃止されたことによりカード名からは関連性が失われ、占いアイテムとしての利用もやや難しくなった。
OCG化の際に弱体化したフォーチュンレディとは逆に、サポートカードも含め全てのカードが強化されている。
しかし通常モンスターでなくなったことで魔法使い族の通常モンスターかつ攻守０という利点を失ってしまい、【占い魔女】というデッキとしてはともかくいちカード群としては弱くなった、活用方法が狭まってしまったと嘆く声も少なくない。
ある意味、通常モンスターと効果モンスターという種類での評価の違いを示すカテゴリと言える。

コナミのゲーム作品において―
『TAG FORCE』シリーズでは『４』からモンスター及びサポートカードが全てオリジナルカードとして登場していた。
モンスターはアニメと同様に通常モンスターだった。
ちなみに、モンスターのカード名には全て空白が存在していない。

『TAG FORCE4』のロード画面を担当していたのも占い魔女である。
また、DUEL TERMINALにおいて「カードだけゲット」でカーリーが占いを行う際にも占い魔女が登場する。
当時OCG化されていなかったカード群の中では、かなり優遇されていた扱いと言えよう。

『デュエルリンクス』では、OCG準拠のこのカテゴリを通常版のカーリー渚が使用。
召喚時や効果を発動する際には、アニメ版のフレイバー・テキストを意識した台詞が発生する。

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