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超越竜(ちょうえつりゅう)/Transcendosaurus †

　デッキビルドパックワイルド・サバイバーズで登場した「超越竜」と名のついたモンスター群。
　属するモンスターはいずれも恐竜族の特殊召喚モンスターで統一されている。
　また、エクシーズモンスターの《超越竜ドリルグナトゥス》、リンクモンスターの《超越竜エグザラプトル》を除き、全てレベル12であることも特徴の１つ。

属するモンスターは以下の共通効果を持つ。

(X)：このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター１体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。

また、《超越竜エグザラプトル》以外のモンスターは特定のレベル６恐竜族が進化したようなイラストをしているのも特色。
イラストだけでなく、ステータスにおいても攻守の値が元のモンスターから2000上がっているという繋がりがある。
元となったモンスターは、《ゼノ・メテオロス》を除き、全て（このシリーズカードが登場した時点で）既存の通常モンスターであり、上記の共通効果とシナジーがある。

《超越竜エグザラプトル》以外のモンスターは恐竜の絶滅の原因として考えられている現象がモチーフの可能性がある。
それらを乗り越えられるからこその「超越竜」なのだろう。
マスターデュエルにおいてこのカテゴリが収録されたシークレットパック「超越的進化論」の説明にも、「絶滅の定めを超越し、独自の進化を遂げた恐竜族」とある。

カード名	属性	種類	ステータス（元の値からの変動値）	元となったモンスター	絶滅の原因
《超越竜メテオロス》	炎	特殊召喚モンスター	攻/3500（+1500）守/700（+500）	《ゼノ・メテオロス》	隕石の衝突
《超越竜ギガントザウラー》	地	融合モンスター	攻/3800（+2000）守/2000（+0）	《メガザウラー》	干ばつ
《超越竜グレイスザウルス》	水	シンクロモンスター	攻/3600（+1000）守/2700（+1000）	《フロストザウルス》	氷河期
《超越竜ドリルグナトゥス》	風	エクシーズモンスター	攻/3000（+500）守/2300（+1500）	《ランスフォリンクス》	異常気象
《超越竜エグザラプトル》	闇	リンクモンスター	-

YU-GI-OH.jpや公式サイトでは上記の「超越竜」モンスターに加え、《ゼノ・メテオロス》・《グラウンド・ゼノ》も「超越竜」のシリーズカードとして紹介している。

自己再生効果を持つことを踏まえると、「超越竜」は「絶滅を超越する」という意味合いを込めているものと思われる。
カードデザインにおいても、エクストラデッキのモンスターは、自身が蘇生された場合にメリットとなる効果を備えている。

「自分のカードを破壊する」「通常モンスターをサポートする」ことを意識した効果を持つカードが多く、【恐竜族】全体とシナジーする。
イラストなども踏まえ、既存の恐竜族との繋がりやシナジーを強く意識してデザインされているシリーズカードであることがうかがえる。

これは、初出のデッキビルドパックワイルド・サバイバーズにおいて、既存の恐竜族及びそのサポートカードが多数再録されたことでもうかがうことができる。

デッキビルドパックワイルド・サバイバーズの公式サイトでは、『太古の記憶に刻まれた、漲るパワーで突き進め！』というフレーズと共にこのカテゴリを紹介している。

デッキビルドパックワイルド・サバイバーズの初報では「様々な召喚方法で登場する大型の恐竜族だ！」と紹介されていた。

英語名はラテン語の「Transcendo（超越する）」＋「saurus」となっており、恐竜の名前でもよく用いられるラテン語表記の学名を意識したものになっている。

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