超量士(ちょうりょうし)/Super Quantum

 ブースターSP−ウィング・レイダーズ−カテゴリ化された「超量士」と名のついたモンスター群。
 属するモンスターは共通して墓地へ送られた場合に発動できる効果を持っている。
 また、《超量士ブラックレイヤー》以外は召喚・特殊召喚に成功した場合の効果を、《超量士ブラックレイヤー》特殊召喚に成功した場合の効果を持っている。

  • モチーフは特撮番組『スーパー戦隊シリーズ』のヒーローだろう。
    戦隊シリーズではまず人間大の怪人が出現し、ヒーロー達が戦う。
    そして必殺技で敵を倒すと倒された怪人が巨大化して復活するため、ヒーローは各自の個人用大型メカを呼び出し、それらが合体して人型ロボットとなり巨大怪人を倒す流れが再現できる。
    • 作品名およびチーム名は「レンジャー(Ranger:「戦隊」の英訳)」や「○○な、○○の者(忍者、王者など)」を思わせる「○○レンジャー(○○ジャー)」、変身後の各個人名は「全員で共通するチーム名の一部+色の名前」というのが、スーパー戦隊シリーズの典型的な命名規則の一つである。(例:『秘密戦隊ゴレンジャー』で「アカレンジャー」「アオレンジャー」など)
      超量士たちのチーム名は未だ不明であるが、「色の名前+レイヤー」というカード名は、概ねこのパターンに準じている。
  • もう1つのモチーフが、の「光の三原色」である。
    この3つの色の光を重ねあわせればほとんどの色の光を生み出すことができ、3色を同じ輝度で重ねるととなる。
    ○○レイヤー(layer:層・積み重ね、もしくは重ねる人)という名称も、「光を重ねる」ことと「エクシーズ素材を重ねる」事を重ね合わせたネーミングだろう。
    • また、由来の一つが「量子」であることを考えると、素粒子物理学における「クォーク」も由来だろうか。
      クォークは原子核の陽子や中性子を構成する素粒子である。
      このクォークは、電荷などの他に赤・青・緑の「色」を持っており、これらが集まって「白」になった状態(陽子や中性子など)でしか観測できないことが知られている(光学的な意味での色が付いているわけではなく、記号的な性質を表す)。
      • クォークは中国語で「層子」と訳されることもある。
      • 衣装や小道具を自作する本格的なコスプレを楽しむ人は「レイヤー(コスプレイヤーの略)」とも呼ばれるが、巨大戦力まで保有している彼らが「レイヤー」とは考えづらく、偶然の一致であろう。
  • 「MONSTER ART BOX」によれば、由来は「超量(中国語版でエクシーズの意味)」+「量子」とのこと。

関連リンク

―「超量士」と名のついたモンスター

―「超量士」に関する効果を持つカード

―その他のリンク

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