日本未発売カード †
現在日本語版が存在しないカード。
大多数は「海外先行カード」と呼んで差し支えないが、日本語版のない少数のプロモカードが存在し続けていることから、このページでは総合的に「日本未発売カード」と呼称する。
概要 †
日本での発売について †
海外先行カードの日本語版は「EXTRA PACK」シリーズや「WORLD PREMIERE PACK」シリーズとして、ブースターパック数弾分をまとめて発売されている。
Number Huntersとコレクターズパック−ZEXAL編−、Dragons of Legendとコレクターズパック−伝説の決闘者編−のように、TCG版が先行で登場し、その約1ヶ月後にOCG版が発売される、という形態のパックも存在した。
また、GOLD SERIESやRARITY COLLECTIONのような再販カードがメインのパックやスターターデッキ、ストラクチャーデッキ、商品同梱カードで日本語版が登場する例も見られる。
EXTRA PACK 2018までは、「コレクターズパック」シリーズ収録以外のそれらのカードも次のタイミングで発売される「EXTRA PACK」シリーズに全て再録されていた。
「EXTRA PACK」シリーズ・「WORLD PREMIERE PACK」シリーズ商品一覧 †
それ以外での収録 †
日本語版発売前のデュエルでの使用・ルール上の扱いについて †
公認大会規定に記載されている通り、使用できるのは「日本語版の(日本で市販されている)カード」のみであり、日本未発売カードは当然使用できない。
加えて、ゲーム作品で日本語版が存在していても、日本国内においてはKONAMIの公式裁定も存在しない。
遊戯王カードデータベースではカード個別情報画面で表示言語設定を変えた場合、本来は設定に合わせた言語版で再度表示されるところ、日本未発売カードの場合は日本語に変更しようとしてもごく一部を除いて「カード情報がありません」と表示される。
フリーデュエル、友人同士のデュエル等でも、相手の了承を取ってから使うのが望ましいだろう。
かつてはショップデュエルのうち、ノーリミットデュエルでは海外版の使用が可能だったが、その場合でも日本未発売カードは使用できない規定だった。
なお、KONAMI自身は発売したカードを当然認識しており、《輪廻天狗/Reborn Tengu》と《魔界発現世行きデスガイド/Tour Guide From the Underworld》の2枚は、日本語版(EXTRA PACK 2012)発売前の制限改訂で規制を行っている。
その他備考 †
- Vジャンプ2018年10月号の定期購読特典ペーパーでは、これらのカードを「海外先行カード」と呼称し「日本より先行して海外で発売される商品に収録されているカード」と定義している。
また、そのほとんどは毎年発売されている「EXP」に1年分が収録され日本初登場となり、その例として「Danger!」は2019年に日本へ上陸するだろうと解説している。
- このように紹介されている通り、「EXTRA PACK」シリーズ・「WORLD PREMIERE PACK」シリーズでの日本語版発売が2008年頃から長年にわたって定着しており、実質的には「海外先行カード」と呼んでも差し支えない。
ただし冒頭で述べている通り、プロモカードには20年後でも日本語版が存在せず、また今後再録される(日本語版が登場する)可能性も低いと思われるものが、少数ながら存在し続けている。
- イラストも海外の製作である場合、2009年の《RAI−MEI》をはじめとする数枚は、来日時に描き直されたことになる。(「海外で先行発売し日本で修正が加えられたカード」を参照)
現地(日本)の表現で許される範囲のアップデート・現地向けに好まれるローカライズという可能性も完全に否定できるものではないが、そのまま発売できるカードをわざわざ修正するのは、基本的に無駄な行為である。
イラストは古くから(ほぼ初めから)日本で製作されているのかもしれない。
日本に存在しないカード †
トークンカードは除く。
※はゲーム作品や設定画で日本語版カード名(またはそれと類推されるもの)が既に割り当てられているカード。
市販品 †
―The Infinite Forbidden
―Rage of the Abyss
―Supreme Darkness
―Maze of the Master
―Alliance Insight
―Duelist's Advance
―大会入賞賞品
―その他
関連リンク †