魔轟神/Fabled †
DUEL TERMINAL −魔轟神復活!!−でカテゴリ化した「魔轟神」と名のついたカード群。
全てのモンスターが光属性で統一されており、悪魔族の「魔轟神」と獣族の「魔轟神獣」で構成されている。
- DTマスターガイド、ザ・ヴァリュアブルブックEX5では詳しいか解説がされている。
彼らは地上世界と「混沌の門」を介して繋がる、3階層で構成された「魔轟神界」なる異界に住まう神々。
魔轟神界は、最上位界である神界に座す3体のシンクロ魔轟神によって治められ、第2位階層である轟界には《魔轟神グリムロ》や《魔轟神ソルキウス》を始めとする中位の魔轟神、そして最も位階の低い魔界は魔轟神獣や《魔轟神ルリー》等が生息しており、地上世界から見て下に行くほど上位の存在になっている。
神界の住人を頂点とする縦型社会が形成されており、誰もが上位の階層に上り詰めようと、同じ魔轟神同士での裏切りと策謀が渦巻いているようである。
ワーム大戦での混乱により目覚め、戯れに無差別に攻撃をして回り、ワーム撃退後は魔轟神界と地上界との垣根がなくなった事により本格的に侵攻を開始し、ジュラックを滅ぼす事になる。
しかしジュラックの最後の反撃により死滅・潰走を喫し、追い打ちをかけるように生み出されたネオフレムベルや解放されたトリシューラによってほぼ壊滅状態となった。
残されたレヴュアタンは復活の機会を窺い、かつてガミュジンに奪われた「禁呪の仮面」の力を手に入れる事を画策。
「禁呪の仮面」は既に悪しき力に染め上げられ、その過程でレイジオンとユニコールが犠牲になるも何とかオリジンから仮面の奪取に成功。
そしてレヴュアタンは恐るべき精神力によりヴェルズによる精神の干渉を跳ね除けるどころか自身の力として取り込み、再び地上への侵攻を始めるのであった。
- 「魔轟神」の多くは、神話や宗教などに出てくる生物や文学作品に登場する人物(特にソロモン72柱)が元になっている。
中でも「魔轟神獣」は、様々な国に伝わる伝説上の生物がモデルになっている。
また、「魔轟鬼」と一部の「魔轟神」は七つの大罪などをモチーフにしている。
- 英語名の「Fabled」とは、「(物語・伝説に)名高い」「伝説的な」「架空の」という意味の形容詞。
この英語名から類推すると、「魔轟神」とは神話にその名を轟かせる悪魔という意味とも取れる。
- 「魔轟神獣」の英語名は「The Fabled」となっており、獣要素が消滅している。
英語では神の名前に冠詞を付けないため、定冠詞を付けることで逆説的に魔轟神より下位の存在であることを表現したのだろう。
「Fabled Beast」では宗教的な意味が強くなり過ぎるため避けられたか。
- Vジャンプ公式動画「ワールドデュエルサテライト」では、ビーストアイズ対決と銘打たれた「アイカワvsマスター赤馬」戦で、アイカワがこのカテゴリを使用。
- TCGで発売される前のWCSシリーズの英語名は、日本名の表記を1文字ずつ直訳したと思しき「Fiend Roar Deity」という名称で登場していた。
- 「マスターデュエル」では、このカテゴリを題材としたソロモードが実装されている。
魔轟鬼達の雑談という展開で話が進められていく形になっており、基本的には上記のDTマスターガイドでの内容がベースになっているが、当時は存在していなかった《魔轟神アンドレイス》が《魔轟神レヴュアタン》の玉座を狙う話が追加されている他、1体の魔轟鬼が魔轟神界と地上世界がいつの間にか繋がっているのを偶然発見したことをきっかけに、地上世界への侵攻が始まったことが語られている。
関連リンク †
―「魔轟神」と名のついたモンスター
※は「魔轟神」に関する効果を持つモンスター
―「魔轟神」と名のついた魔法・罠カード
※は「魔轟神」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―その他のリンク
FAQ †
Q:「魔轟神獣」と名のついたモンスターは「魔轟神」と名のついたモンスターとして扱いますか?
A:扱います。(09/09/07)