墓地を肥やす †
意図的に、自分のカードを墓地へ送ること。
「墓地アドバンテージを稼ぐ」「墓地リソースを稼ぐ」とも呼ばれる。
墓地を肥やす利点は主に以下の3つがある。
- 墓地からモンスターを蘇生する。
- 墓地からカードをサルベージする。
- 墓地コストを条件とするカードの補助。
単に「使ったカードの置き場」にするのではなく、墓地のカードを再利用する事もまた勝利への近道である。
こちらを重視する場合は、「自分のデッキの上からカード〇枚を墓地へ送る」と記述されている下級効果モンスターを採用して、リリース前に墓地を肥やせるようにすることが多い。
さらに特化する場合は、墓地を肥やすためだけにライフコストも必要な《激鱗解放》を採用することすらある点からも、墓地を肥やす意味の重さがわかる。
ただし、デッキの上から墓地を肥やす行為は、強力だが墓地での再利用手段のないカード=墓地へ送りたくないカードを使わないまま墓地へ送る可能性もある。
それでも基本的にはメリットのある効果として捉えられており、「相手のデッキの上からカード〇枚を墓地へ送る」と記述されたカードは、ほとんどの場合相手へメリットを与える効果と捉える傾向がある。
また、墓地を肥やすことに注力するほどデッキ切れの速度が早くなる。
その分墓地アドバンテージは得ているが、防戦寄りのデッキと当たった場合、攻めきれないと墓地を肥やしたことが敗因になることもある。
これは墓地コストを使ってデッキ枚数を再び増やすことである程度防げるが、墓地肥やしの過程でそのためのカードが既に墓地へ送られている可能性もある。
その他、意図的なデッキ切れ誘発(終盤や【LO】)であれば、前述の相手に対する墓地肥やしも勝利のための手段となる。
墓地アドバンテージの方にもあるが、情報アドバンテージを与えている点に注意。
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