《おろかな埋葬 /Foolish Burial》 †
通常魔法(制限カード) ①:デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
STRUCTURE DECK-城之内編- Volume.2で登場した通常魔法。
デッキからモンスター1体を墓地へ送る効果を持つ。
単純に見ると1枚のディスアドバンテージだが、墓地へ送る事でアドバンテージを得られるカードは多い。
主に以下のようなものが考えられる。
- 戦況に応じたモンスターを墓地へ送り、蘇生・サルベージする。
- 《馬頭鬼》・《D-HERO ディアボリックガイ》等を墓地へ送り、効果を使用する。
- 《カオス・ソーサラー》・《ダーク・アームド・ドラゴン》等の特殊召喚や効果に必要なコストを揃える。
- 《ゾンビキャリア》・《不死武士》・《黄泉ガエル》等を墓地へ送り、自己再生させる。
これらのカードを採用するデッキにおいては、非常に役に立つカードとなる。
しかし、墓地へ送る必要のあるモンスターがデッキに残っていない状態でこのカードを引くと腐ってしまう。
他の適当なモンスターを墓地へ送りデッキ圧縮することも可能だが、1枚分の消費には見合わないことが多い。
こうした状況を避けるためにも、上記の様な墓地アドバンテージに直結するカードを多数運用するデッキに採用したい。
- かつてこのカードには「デッキをシャッフルする」というテキストが存在した。
同様の記述を持つ《シャインエンジェル》等のリクルーターとは異なり、これはカードの効果として扱われた。
そのため、任意効果の《闇・道化師のペーテン》や《暗黒魔族ギルファー・デーモン》がタイミングを逃す要因になっていた。
後にルールによるシャッフルであると裁定変更され、これらはタイミングを逃すことなく発動が可能になった。(08/04/14)
DUEL TERMINAL -ヴァイロン降臨!!-以降のテキストでは、当初あったシャッフルの一文が削られており、これがただのルール処理であることが明確化された。
- 元々は当時制限カードであった《苦渋の選択》の調整版のように登場した。
当時における墓地利用型モンスターは《キラー・スネーク》やカオスなどが存在したが、環境が低速気味だったこともあり、1枚のディスアドバンテージを負ってまで墓地へ送るメリットは薄く、評価は低かった。
しかし、度重なる制限改訂とカードプールの増加を経て、墓地で効力を発揮するモンスターをピンポイントで墓地へ送れるこのカードの評価は向上した。
このため、08/03/01に準制限カード、10/03/01に制限カードとなった。
- 後に《終末の騎士》をはじめ、種族・属性等を限定したデッキから墓地へ送る効果を持ったモンスターが多数登場した。
しかし、発動条件のない通常魔法である上に、モンスター側の縛りの無いこのカードの利便性は圧倒的であり、墓地を肥やすことが重要なデッキにおいてこのカードは優先的に投入される。
- 初登場からストラクチャーデッキ-巨竜の復活-まで4年間再録されず、一時は入手が難しいカードであった。
現在はストラクチャーデッキなどで定期的に再録されており入手は難しくない。
- イラストから察するに、自らモンスターを墓地へ送る行為を、自ら掘った穴に自らが埋葬されてしまうという状態にあてはめ、「おろかな埋葬」と表現していると思われる。
実際はカードプールが増えるにつれて「賢い」使用法が次々と登場していくカードであり、環境の変化で登場当初と異なる解釈をされることの多い《苦渋の選択》と似たような立場にいるカードである。
- QUARTER CENTURY ANNIVERSARY SELECTIONで収録された際のイラストでは墓石の形状が変わっているが、これは海外版のイラストである。
- 韓国版ストラクチャーデッキ-ドラグニティ・ドライブ-には日本版のイラストになっているエラーカードが存在している。
- 2019年7月27日に行われた「遊戯王OCG 10000種突破記念大投票」第3期投票では第2位にランクインした。
- 原作・アニメにおいて―
「バトルシティ編」における「城之内vsリシド」戦にて城之内が使用。
《墓荒らし》(原作・アニメ効果)とのコンボで《人造人間-サイコ・ショッカー》の特殊召喚を成功させ、逆転へと繋いだ。
- 原作では「自分のデッキからカードを1枚選び相手の墓地に置く」というまさしくおろかな効果であった。
とはいえ原作の時点でも相手墓地を利用する《死者蘇生》、《墓荒らし》、《コピーキャット》、《暗黒の魔再生》などシナジーのあるカードは登場している。
現在のOCGならば《一族の結束》の妨害など様々な活用法が考えられるが、そういった相手の墓地にカードを置く効果を持つカードは未だに存在しない。
アニメ版ではカード名が《愚かな埋葬》と漢字の時もあった。
イラストはアニメでは違い、また海外版では修正を施されている。
OCGとTCGにおいてもイラストが違うため、バージョン違いはないのに4種類のイラストが存在している。
- アニメGXの「十代vsローズ」戦ではローズが使用。
《黄泉ガエル》を墓地へ送って、《ガエル・サンデス》の攻撃力を上昇させた。
- アニメARC-Vの「ユーリvs遊勝塾生5人組」戦で塾生の1人が使用。
デッキから《Z-メタル・キャタピラー》を墓地へ送った。
同デュエルでは別の塾生の手札にも確認できる。
また、ストロング石島のCMの背景にこのカードが確認できる。
- 漫画OCGストラクチャーズの「尚磨vs王座」(1戦目)において尚磨が使用。
デッキから《聖騎士アルトリウス》を墓地へ送った。
- コナミのゲーム作品において―
初期のOCG準拠のゲームでこのカードを使った場合、他のサーチカードには出る「対象とするカードをリストから選択してください。」という文章が出ずにいきなりカード選択画面になることがある。
しかし、WCS2008から「墓地に送るモンスターを選択して下さい」というオペレーションが出るように改善された。
- DUEL TERMINALの城之内のデッキに投入されているが、墓地を利用するカードを1枚も使わないため事故要因にしかなっていない。
ドラグニティの隠しデッキにも投入されていたが、他のカードに差し替えられこちらでは事故が起こりやすくなってしまった。
- デュエルリンクスではゴースト骨塚に専用ボイスが用意されている。
関連カード †
―派生カード
―《おろかな埋葬》が見られるカード
収録パック等 †
- STRUCTURE DECK-城之内編- Volume.2 SJ2-029 Ultra
- ストラクチャーデッキ-巨竜の復活- SD13-JP019
- DUEL TERMINAL -ヴァイロン降臨!!- DT09-JP042
- ストラクチャーデッキ-ドラグニティ・ドライブ- SD19-JP028
- デュエリストセット Ver.ライトロード・ジャッジメント デッキ構築用パック DS14-JPL39 Ultra
- ストラクチャーデッキ-HERO's STRIKE- SD27-JP034
- デュエリストパック-決闘都市編- DP16-JP024
- ストラクチャーデッキ-ペンデュラム・ドミネーション- SD30-JP027
- ストラクチャーデッキR-巨神竜復活- SR02-JP029
- RARITY COLLECTION -20th ANNIVERSARY EDITION- RC02-JP040 Super,Secret,Collectors
- ストラクチャーデッキR-アンデットワールド- SR07-JP029
- ストラクチャーデッキ-リバース・オブ・シャドール- SD37-JP029
- ストラクチャーデッキR-ドラグニティ・ドライブ- SR11-JP031
- QUARTER CENTURY ANNIVERSARY SELECTION VP23-JP003 Secret
- TACTICAL-TRY DECK 征服王エルドリッチ TT01-JPC11
- QUARTER CENTURY LIMITED PACK (発売当時のカードデザイン) QCLP-JP023 Ultra
- QUARTER CENTURY LIMITED PACK (最新のカードデザイン) QCLP-JP023 Ultra,Secret,Quarter Century Secret
- TACTICAL-TRY PACK -黒魔導・HERO・御巫- TTP1-JP082 Rare,Ultimate
- THE CHRONICLES DECK 白の物語 CH01-JP031
- SPECIAL PACK -STAMP EDITION- STSP-JP008 Ultra,Prismatic Secret