無謀(むぼう)欲張(よくば)り/Reckless Greed》

通常罠
(1):自分はデッキから2枚ドローし、その後の自分ドローフェイズは2回スキップされる。

 Pharaonic Guardian −王家の守護者−で登場した通常罠
 通常のドロー2回分を前倒ししてドローする効果を持つ。

 ドロー自体は禁止カード《強欲な壺》と同等だが、このカードを消費しつつ2回のドロースキップがあるので、最終的にはカード1枚のディスアドバンテージを負うことになる。
 ドローしたターン中は1枚のアドバンテージとなり、ドロースキップは累積しないので、複数枚発動したり《死者への供物》等と併用したりすればデメリットは軽減するが、安定性は低くその行為こそ「無謀な欲張り」になり兼ねない。
 遅効性の罠カードであり、アドバンテージを得にくい効果から扱いにくさが目立つ。
 デッキ圧縮ブラフとして使用する場合は、ディスアドバンテージのない《強欲な瓶》の方が良いだろう。

 しかし、そのターンのうちに勝負を決めることができそうなときや、その直後に大きくアドバンテージを得ることができるときには利用価値がある。
 それを狙えるデッキであれば、《強欲な壺》に近い動きをするので気兼ねなく扱える。
 特にそのターンに勝負を決することの多い1ターンキルデッキならば、ドロースキップも関係ない。
 また、ドローを加速しチェーンカードの様に使用できるので【チェーンバーン】でも採用できる。

  • コナミのゲーム作品において―
    WCSシリーズでは、自分デッキが2枚未満でも発動できるバグがある。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:1ターンの間にこのカード《死者への供物》発動した場合、何回ドローフェイズスキップしますか?
A:効果は累積しないのでこのカードの2ターンだけになります。

Q:このカードの発動チェーンして《無効》発動できますか?
A:はい、発動できます。
  この場合ドローするカード《無効》効果墓地へ捨てドローフェイズスキップされません。(10/08/01)

Q:このカード効果処理時相手《神殿を守る者》特殊召喚してこのカードの効果ドローできなかった場合、その後ドローフェイズスキップする効果適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(13/07/05)


Tag: 《無謀な欲張り》 通常罠

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