《オーバー・ザ・レインボー/Rainbow Refraction》 †
速攻魔法
(1):元々のカード名が「究極宝玉神 レインボー・ドラゴン」または
「究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン」となるモンスターが自分フィールドで効果を発動したターンに発動できる。
デッキから「宝玉獣」モンスターを任意の数だけ特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
ザ・シークレット・オブ・エボリューションで登場した速攻魔法。
宝玉獣を任意の数だけ特殊召喚する効果を持つ。
発動さえできれば宝玉獣を好きなだけリクルートできる、爆発力の高い効果である。
特に《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》の2つ目の効果でフィールドのカードを全てデッキへバウンスした後に発動すれば、1ターンキルも狙える。
ただしそのためには、《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》か《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》を特殊召喚した上で更に効果の発動をする必要があり、発動条件を満たすのは容易ではない。
究極宝玉神自体が手札事故の可能性を抱える特殊召喚モンスターであるため、そこにこのカードまで採用すると手札事故の可能性は更に高まる。
また、《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》は特殊召喚したターンには効果を発動できず、《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》は《アドバンスド・ダーク》を使わなければ【宝玉獣】で出すのは難しい。
相手のエンドフェイズに《虹の引力》を使って特殊召喚すれば、次の自分のターンに効果を使用できるためある程度条件は緩和できる。
究極宝玉神を出せる状態ではデッキ内の宝玉獣の数が少ない場合も多く、そのため特殊召喚元がデッキに限られ墓地に対応していないというのも不安の残るところ。
《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》の効果でデッキに戻した場合ならばその問題も解決しやすいが、状況によっては思った以上の爆発力が見込めないこともあり得る。
そもそも、究極宝玉神を出せる状況ならば、このカードを使用せずとも押し切れる可能性が高い。
発動が難しい上に発動できたとしてもオーバーキル感が否めず、ロマンカードの域は出ないだろう。
- 「オーバー・ザ・レインボー(Over the Rainbow)」とは、映画『オズの魔法使い』でジュディ・ガーランドが歌った劇中歌であり、「虹の彼方へ」とも訳される。
世界的に広く親しまれている曲で、映画公開後も多くの歌手がカバーを手掛けている。
- 英語名の「Rainbow Refraction」は英語版での《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》の攻撃名である。
かなり紛らわしいのだが、「リフラクション(Refraction、屈折)」であり「リフレクション(Reflection、反射)」ではない点に注意。
関連カード †
―サポートカード
―イラスト関連
収録パック等 †
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