遊戯王カードWiki - 《ペンギン・ナイト》

《ペンギン・ナイト/Penguin Knight》 †

効果モンスター
星３/水属性/水族/攻 900/守 800
このカードが相手のカードの効果によってデッキから墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在するカードを全てデッキに戻してシャッフルする。

　デッキ破壊戦術に対するメタカード。
　ただし、除外によるデッキ破壊を行う【ネクロフェイス】や【神碑】、ドローでデッキ破壊を行う【デッキ破壊１キル】など、このカードが効かないデッキ破壊も多い。
　また、《現世と冥界の逆転》でデッキから墓地に置かれる事は「墓地へ送られた」に該当しないため、発動しない。
　上記のカード・デッキを除く、墓地送りによる【デッキ破壊】が流行した場合にはサイドデッキへの投入を検討できる。
　また、《精気を吸う骨の塔》を相手に送りつけて自分の墓地肥やしを行う【アンデット族】で、使用済みのカードを戻す手段として採用されることもある。

《心変わり》が現役の頃、【デッキ破壊】では《メタモルポット》や《ニードルワーム》等がコントロール奪取されリバースされることが頻繁にあった。
【デッキ破壊】側も《カオスポッド》の効果でデッキが減っている事が多く、《ニードルワーム》一発が致命傷になりかねなかったため、その対策として採用されることもあった。

初登場時のテキストは以下の通りだった。

このカードが相手によってデッキから墓地に直接送られた時、
墓地とデッキを合わせてシャッフルし、新しいデッキとする。

かつては「自分の《苦渋の選択》で墓地へ送れば効果が発動する」と誤解されていた。
墓地へ送るカードを相手に選ばせる事が「相手によって墓地へ送られた」と同義だと考えられたのだろう。
当時発売された公式ルールブックの｢サウザンド・ルール・バイブル｣にもそう記載されていたため、《苦渋の選択》とのコンボが流行した。
当然、《苦渋の選択》を発動したのは自分なので、自分で墓地へ送った扱いとなる。

原作・アニメにおいて―
アニメの「決闘者の王国編」の「遊戯＆城之内vs迷宮兄弟」戦で迷宮のしくみのイメージとして登場（原作の鶏のようなモンスターの代わりになっていた）。
モンスターと出会い、驚いている様子が非常に可愛らしい。
- 遭遇したモンスターはシルエットになっていたが、その姿から《邪悪なるワーム・ビースト》だと考えられる。