《円卓の聖騎士/Noble Knights of the Round Table》 †
フィールド魔法
(1):自分エンドフェイズに、
自分のフィールド・墓地の「聖騎士」カードの種類によって以下の効果をそれぞれ1度ずつ発動できる。
●3種類以上:デッキから「聖騎士」カード1枚を墓地へ送る。
●6種類以上:手札から「聖騎士」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、手札から「聖剣」装備魔法カード1枚をそのモンスターに装備できる。
●9種類以上:自分の墓地の「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
●12種類:自分はデッキから1枚ドローする。
EXTRA PACK −KNIGHTS OF ORDER−で登場したフィールド魔法。
自分エンドフェイズにフィールド・墓地の聖騎士種類数に応じた4つの効果を発動する効果を持つ。
自身も聖騎士に属するため、フィールドか墓地に2種類の聖騎士が存在すれば墓地肥やし効果を使用可能。
6種類以上の効果は自身の墓地肥やしの後で使用できるため、エンドフェイズ開始時に条件より1枚少ない状態であっても発動条件を満たす事ができる。
しかし、発動がエンドフェイズと遅く妨害されやすい上に、そこまで恩恵のあるものは少ない。
聖騎士は墓地肥やしの手段が乏しいために「9種類」を満たすこともさほど容易ではなく、多く種類を狙うならば汎用性の乏しい聖騎士も採用しなくてはならない。
一番墓地を肥やしたい初動で使用できず、《聖剣を抱く王妃ギネヴィア》や《湖の乙女ヴィヴィアン》などの墓地に落としたいカードに対応していない。
そもそも、そこまで肥やせるほどデッキが回っている状況ならば、わざわざエンドフェイズ発動で遅いこのカードを使わなくても十分なことが多い。
【聖騎士】というデッキ自体との噛み合わせが悪く、ちぐはぐな感の否めないカードである。
《聖騎士と聖剣の巨城》の(1)の効果を使用するにはこのカードが手札・デッキ・墓地のいずれかに必要となる。
カードの効果を無視して、その運用の為だけに採用を検討しても良いだろう。
《焔聖騎士−ローラン》は3種類以上の効果で墓地へ送ることでサーチに繋げられるため相性が良い。
- 4つ目のドロー効果は12種類丁度(このカードを除いて11種類ぴったり)でなければ発動できない。
ただし、13種類の場合は3つ目の効果を使って種類を減らせば発動できる。
- カード名のモデルは「円卓の騎士(Knights of the Round Table)」だろう。
「円卓の騎士」とは、アーサー王伝説においてアーサー王に仕えたとされる騎士達を指す。
彼らの中でも特に武勇に優れた騎士がキャメロット城内の丸い机を囲んで座ったことからこの呼び名がついた。
構成員は文献によって大きな相違があり、「300人の円卓の騎士」といった表現もある。
円卓にはアーサー王自身の席と、他の騎士達の12席の計13席があったとされている。
円卓の騎士の死によってメンバーはしばしば入れ替わったが、マーリンが呪いをかけたとされる13番目の席はガラハド以外が座る事はなかった。
ガラハドが聖杯を発見し昇天した後は空席となった。
- イラストでは、円卓を囲む12人の聖騎士が描かれている。
最大の効果を得るためには12種類の聖騎士が必要な点もモチーフをよく反映していると言えるだろう。
ただし、《聖騎士の三兄弟》は3人揃って描かれているため、カード準拠でイラストに描かれているのは10種類の聖騎士という事になる。
また、聖騎士の後ろにある「金色の生物が描かれた赤い旗」は《栄光の聖騎士団》にも描かれており、掲げられている状況やたてがみや尻尾の形状からライオンをモチーフした団旗だと思われる。
関連カード †
―サポートカード
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:エンドフェイズに複数の効果をそれぞれ発動する場合、テキストに記載されている順番通りに発動する必要がありますか?
A:いいえ、好きな順番で選んで発動できます。(14/09/13)
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