遊戯王カードWiki - 《トゥーン・ロールバック》

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2025-01-23

《トゥーン・ロールバック/Toon Rollback》 †

通常魔法
(1)：自分フィールドのトゥーンモンスター１体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは１度のバトルフェイズ中に２回攻撃できる。

　コレクターズパック－運命の決闘者編－で登場した通常魔法。
　トゥーンモンスター１体に２回攻撃を付与する効果を持つ。

　トゥーンモンスターは直接攻撃が可能なことから一気にライフを削り取れるが、多くのトゥーンモンスターはフィールドに出たターンは攻撃できないため、速攻性には難がある。
　即座にダメージを与えるならば《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》や《トゥーン・カオス・ソルジャー》に使用するか、《コミックハンド》で奪ったモンスターを使うとよい。

　相手ターンでトゥーンモンスターを特殊召喚し、返しの自分のターンにトゥーンモンスターの２回攻撃で相手のライフを大幅に削る手もある。
　その場合の対象候補としては《トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム》が主となるだろう。
　トゥーンモンスター特有の直接攻撃に加え、アンティーク・ギア共通の効果で安心してライフを削り取ることができる。
　他には《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》や《トゥーン・仮面魔道士》ならば、２回続けて効果を発動できる。

　もしくは通常召喚可能なトゥーンモンスターをセットし、《太陽の書》や《カオス・インフィニティ》でリバースさせ、攻撃できない制限を解除してこのカードを使うという手もある。

　いずれにせよ、コンボ性が高いため、使う場合はカードの消費に気を付ける必要がある。

ロールバックとは、巻き戻しのことであり、カートゥーンの世界でも演出として使われている。
このカードで、バトルフェイズの最初に巻き戻して、再び攻撃するというイメージなのだろう。

原作・アニメにおいて―
アニメDM「ドーマ編」の「海馬vsペガサス（アメルダ）」戦でペガサス（アメルダ）が使用。
《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》の攻撃を《攻撃の無力化》で防がれた後に発動し、２回目のバトルフェイズを行った。

アニメでは、トゥーンモンスターの攻撃が相手の罠カードによって終了した場合に発動でき、もう一度バトルフェイズを行えるものだった。
また、イラストは背景が黒と紫のみで、爆弾のようなコマは全て茶色だった。
しかし、アニメでの《攻撃の無力化》は魔法カード扱いになっており、実際にはこのカードを使うことができない。
OCGにおいては、バトルフェイズを２回行うと複数のモンスターが再攻撃できるためか、トゥーンモンスター１体に２回攻撃させるように改変されている。
また、効果と発動条件やOCG同様に通常魔法であることからメインフェイズ２でのみ発動できるカードだったが、OCGではメインフェイズ１で発動しなければならない。

なお、海馬は「バトルフェイズを再び行えても、そのモンスターでもう一度攻撃できない」と言っている。
ペガサス（アメルダ）もそれを見越しており、《ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン》を生け贄に《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》を特殊召喚して攻撃している。
だが、OCGのルールでは、もう１度バトルフェイズを行える場合は、最初のバトルフェイズで攻撃を行ったモンスターも再び攻撃できる。

コナミのゲーム作品において―
「デュエルリンクス」では、《トゥーン・キングダム》及び《トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール》が登場し一躍【トゥーン】が環境デッキとなった時期があり、このカードを用いて１ターンキルを狙う戦法も目立った。
その後魔法・罠カードへの有用な除去が複数実装され【トゥーン】は落ち着いたが、しばらくして《トゥーン・リボルバー・ドラゴン》の登場により【トゥーン】の最盛があった。
だが、その頃には環境・戦法の違いからこのカードの採用率は以前ほどには上がらなかった。

関連カード †

トゥーン

収録パック等 †

コレクターズパック－運命の決闘者編－ CPD1-JP024

FAQ †

Ｑ：召喚・反転召喚・特殊召喚したターンの《トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム》を対象に発動できますか？
Ａ：いいえ、発動できません。（15/07/12）

Tag: 《トゥーン・ロールバック》魔法通常魔法トゥーン

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