《BK チート・コミッショナー/Battlin' Boxer Cheat Commissioner》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/炎属性/戦士族/攻 0/守1300
レベル3モンスター×2
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
攻撃可能な相手モンスターは攻撃しなければならない。
また、自分フィールド上にこのカード以外の
「BK」と名のついたモンスターが存在する場合、
相手はこのカードを攻撃対象にできない。
このカード以外の自分の「BK」と名のついたモンスターが戦闘を行う攻撃宣言時、
このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動できる。
相手の手札を確認し、その中から魔法カード1枚を選んで自分フィールド上にセットする。
SHADOW SPECTERSで登場した炎属性・戦士族のエクシーズモンスター。
相手モンスターに攻撃を強制する永続効果、自分フィールドに他のBKが存在する場合攻撃対象にならない永続効果、BKが戦闘を行う時に相手の手札を確認してその中から魔法カード1枚を自分フィールドにセットする誘発効果を持つ。
1つ目の効果で相手の攻撃表示モンスターに攻撃を強制し、2つ目の効果でその攻撃は他のBKに向かう。
ただし、メインフェイズ2に召喚したり、メインフェイズ1で守備表示にしたりすれば攻撃を強要される事はないので、相手を自爆特攻にまで導く事は難しい。
実質的には相手の表示形式や召喚のタイミングを制限する効果となる。
3つ目の効果は相手の魔法カードを奪う特殊なハンデス効果であり、単純なアドバンテージなら《押収》をも上回る。
専用サポートなどの自分のデッキでは使えないカードを奪ってもハンデスとして最低限の仕事はしているが、《ハーピィの羽根帚》など汎用性が高いカードを奪えば更なるアドバンテージになる。
このモンスターがいる状況で、相手が手札に魔法カードを残したまま戦闘を挑むとは考えにくいため、できるだけこちらから攻撃する事で発動を狙いたい。
この効果で牽制することで、相手に魔法カードをセットさせ、《ハーピィの羽根帚》で一掃するというのも1つの手である。
効果自体は面白いものを持っているが、【BK】はレベル4中心のデッキなので、ランク3のこのカードはかなり出しにくい。
《魔界発現世行きデスガイド》等のランク3ギミックを投入するか、《BK ビッグバンテージ》か《BK プロモーター》の効果によるレベル変更を活用する必要がある。
エクシーズ素材の縛りはないため、【BK】以外でも出すことは可能。
《No.79 BK 新星のカイザー》も同様に縛りはないことから、【幻影騎士団】あたりなら2体を並べて魔法カードを奪う効果を発動させることは可能。
- 「コミッショナー」とは最高責任者のことを指し、主にプロ野球やボクシングなどのスポーツで一番の権限を与えられる人物である。
「チート(Cheat)」は、ゲームの改造や転じてゲームを改造したかのような異常な強さを持つ存在の意味でよく知られているが、元々の意味は「不正」や「インチキ」などである。
このカードの(特にアニメ版の)効果等を考えると、「不正な試合を取り仕切るボス」のような意味だろう。
- エクシーズ召喚時の口上は「すべては意のままに、黒き権威をまといて、入場せよ! 《BK チート・コミッショナー》!」。
- アニメARC-Vの「遊矢(ユート)vs瑠璃&セレナ」戦で遊矢が使用した通常魔法《幻影騎士団憑依》のイラストに描かれている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:魔法カードをセットする効果の分類はなんですか?
A:誘発効果です。(13/07/31)
Q:《真実の眼》の効果で相手の手札が公開されている状態でも、相手の手札を確認して、魔法カードをセットする効果は発動できますか?
A:はい、その場合、公開されている相手の手札の中に魔法カードがあれば発動できます。(14/01/22)
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