《CNo.39 希望皇ホープレイV/Number C39: Utopia Ray V》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/戦士族/攻2600/守2000
レベル5モンスター×3
(1):このカードが相手によって破壊された時、自分の墓地のXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻す。
(2):このカードが「希望皇ホープ」モンスターをX素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、表側表示モンスターを破壊した場合、その攻撃力分のダメージを相手に与える。
スターターデッキ(2013) スターター強化パックで登場した光属性・戦士族のエクシーズモンスター。
相手によって破壊された時に墓地のエクシーズモンスターをエクストラデッキに戻す事ができる誘発効果と、希望皇ホープをエクシーズ素材にしている場合に相手モンスターを破壊し効果ダメージを与える起動効果を持つ。
普通にエクシーズ召喚しても(2)の効果が得られず(1)の効果も活かせないため、《No.39 希望皇ホープ》にRUMを使用してエクシーズ召喚することになる。
《No.39 希望皇ホープ》はエクシーズ召喚しやすく汎用性も高いカードであるため、デッキ構築にも無理は生じにくい。
《SNo.39 希望皇ホープONE》などを経由して出せるので、エクシーズ素材がない状態の《No.39 希望皇ホープ》からエクシーズ素材2つのこのカードに繋げることもできる。
デッキ内に《ダブル・アップ・チャンス》が存在するならば《No.39 希望皇ホープ・ダブル》で出す手もある。
この方法ならRUMの分だけ手札消費が減る上に攻撃力5200となるが、あちらの制約により、相手モンスターが1体だけの場合は除去からの直接攻撃に繋げられないのが難点となる。
もっとも、その場合は他の希望皇ホープの方がダメージを稼ぎやすいため、こちらは攻撃できない場合、攻撃をせずともバーンで決着を付けられる場合の選択肢となる。
また、いずれの希望皇ホープでも決着が付けられない状況ならば、効果と戦闘で2体のモンスターを破壊してボード・アドバンテージを稼げるこちらを優先する意義もある。
(1)のサルベージ効果により、破壊された時にはタイミングを逃していなければエクシーズ素材にした《No.39 希望皇ホープ》をほぼ確実に回収できる。
このカードを使用する以上、必然的に多用するであろう《No.39 希望皇ホープ》の枯渇を防ぐことができるため、あって損はない。
破壊され墓地へ送られたなら自身も対象にできるので、1枚のみの採用でもう1回使用する算段があるような状況ならこのカード自体を戻すのも良い。
(2)の希望皇ホープをエクシーズ素材にしている場合に発動できる効果は、相手モンスターの単体除去と、破壊したモンスターの攻撃力分の効果ダメージを与える効果。
効果の発動にはデメリットがなく、対象の制限も一切存在しないため、効果と戦闘によって一気に相手を制圧することが期待される。
ただ、相手モンスターを除去する目的ならば、素材指定がなく、破壊や墓地送りを介さない除去効果を持つ《CNo.101 S・H・Dark Knight》も存在する。
また、同じ希望皇ホープにはRUMを使わずに出せる《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》も存在し、相手モンスター次第では大きな戦闘ダメージを稼ぐこともできる。
このカードは相手フィールドに高攻撃力のモンスターがいる状況ほど活かせるため、バーンと戦闘ダメージによるフィニッシャー向きのカードと言える。
【希望皇ホープ】において他の希望皇ホープとの比較点を述べるとするならば、メインフェイズに能動的にエクシーズ素材を墓地へ送れる点が挙げられる。
ライフの発動条件がある《SNo.39 希望皇ホープONE》や《CNo.39 希望皇ホープレイ》よりも効果の発動が容易であるため、狙ったタイミングで《No.39 希望皇ホープ》を墓地へ送りやすい。
他にも、ZWや《Vサラマンダー》等の相性の良いサポートカードを使うのならば、このカードの特性を更に活かすことができるだろう。
ただしバーンの数値はフィールドでの攻撃力を参照するため、ブラック・ガーデン軸の【希望皇ホープ】ではやや相性が悪いと言える。
- カード名の「V」は、アニメでは「V」と名のつくモンスターを対象とする効果を持っていた《Vain−裏切りの嘲笑》の「Vain」の頭文字と同じである。
英語では「vain hope」が「儚い望み・空頼み」という意味を持ち、これと合わせると「ホープレイV」とは「儚い希望の光」という意味になるだろうか。
あるいは、このカードがバリアン世界のカードの力によって生まれたことを意味しているのかも知れない。
事実、ベクターはこのカードを「バリアンの力」と呼んだ。
- 全体的に機械的な演出が多い希望皇ホープの中で、このモンスターはニュートラル体からの展開時には非常に有機的な演出がなされ、カラーリングと相まって異彩を放っていた。
- 初エクシーズ召喚時には遊馬と真月が「出でよ、CNo.39!混沌を統べる赤き覇王!悠久の戒め解き放ち、赫焉となりて闇を打ち払え!降臨せよ、希望皇ホープレイV!」という口上を同時に述べた。
一方遊馬単独となった「遊馬&アンナvs羽原飛夫&海美」戦では、「混沌の力まといて勝利を目指せ!進化した勇姿が今ここに現れる!現れろ《CNo.39 希望皇ホープレイV》!」という口上を述べている。
ゲーム版で遊馬が使用する際はこちらの口上が採用されている。
関連カード †
―《CNo.39 希望皇ホープレイV》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:(1)の効果は任意効果ですか?
A:はい、そうです。
そのため、破壊された後に別の効果処理があった場合、タイミングを逃します。(13/04/29)
Q:ダメージステップ中に相手によって破壊された時でも(1)の効果を発動できますか?
A:はい、発動できます。(13/03/28)
Q:(2)の起動効果は攻撃力をどこで参照しますか?
A:フィールドになります。(13/03/16)
Q:(2)の効果でエクシーズ素材を使用してなおモンスターを破壊できなかった場合、ダメージはどうなりますか?
A:ダメージは与えられません。(13/03/27)
Q:《エクシーズ・リベンジ》の効果でこのカードを特殊召喚し、相手モンスターのエクシーズ素材の《No.39 希望皇ホープ》をこのカードのエクシーズ素材とした場合、このカードは(2)の起動効果を使用できますか?
A:はい、発動する事ができます。(13/04/01)
Q:希望皇ホープと名のついたモンスターをエクシーズ素材としてエクシーズ召喚に成功したこのカードが、自身の効果または相手の効果によって希望皇ホープと名のついたエクシーズ素材を失った場合、その後(2)の効果はどうなりますか?
A:素材を得ていない状態に戻ります。(13/04/06)
Q:《スキルドレイン》が適用されている状態で、(2)の追加効果は発動できますか?
A:はい、効果は無効になりますが発動する事はできます。(13/04/08)
Q:「希望皇ホープ」と名のついたモンスターをエクシーズ素材に持つ《No.8 紋章王ゲノム・ヘリター》や《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》が《CNo.39 希望皇ホープレイV》の効果を得た場合、(2)の追加効果は発動できますか?
A:はい、発動できます。(13/09/27)
Q:装備カード扱いのこのカードが相手に破壊され墓地へ送られた時、(1)の効果を発動できますか?
A:はい、発動できます。(13/09/01)
Q:「希望皇ホープ」と名のついたモンスターをエクシーズ素材にしているこのカードが、追加効果を発動するために「希望皇ホープ」と名のついたモンスターをコストとして取り除きました。
この場合、効果処理時には「希望皇ホープ」と名のついたモンスターをエクシーズ素材としていませんが、(2)の効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(13/12/19)
Q:追加効果を発動したこのカードの発動に対し、相手が《スペース・サイクロン》を発動し、「希望皇ホープ」と名のついたエクシーズ素材を取り除きました。
この場合、(2)の効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(13/12/19)
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