遊戯王カードWiki - 《Ｄ.Ｄ.ダイナマイト》

《Ｄ(ディー).Ｄ(ディー).ダイナマイト/D. D. Dynamite》 †

通常罠
相手が除外しているカードの数×３００ポイントダメージを相手ライフに与える。

　FLAMING ETERNITYで登場した通常罠。
　相手の除外されたカードの枚数に比例したバーンを行う効果を持つ。

　ダメージ量の振れ幅が大きいバーンカードであり、相手のカードの除外に特化したデッキで採用した場合は、大ダメージを見込める。
　《霊滅術師カイクウ》・《閃光の追放者》・《マクロコスモス》・《次元の裂け目》・《ネクロフェイス》等をフル活用し、相手の除外枚数を増やしたい。
　特に《ネクロフェイス》は１枚除外するだけでダメージが1500もアップするため、【ネクロフェイス】では１ターンキル級の火力さえ狙える（相手の《ネクロフェイス》であれば1800アップ）。
　エクストラデッキのカードを使わない構築ならば、１ターンのみだが最大15枚もの枚数を除外できる《魔獣の大餌》も相性が良い。

　相手の除外へのメタカードにもなりうる。
　【ネクロフェイス】には強烈なカウンターとなるが、逆に【ネクロフェイス】側がこのカードを使ってくる可能性もあるので注意したい。
　現在では、主流デッキ・ファンデッキ問わず多く採用される《強欲で貪欲な壺》に3000以上のダメージを狙える地雷として機能しやすい。
　【除外ビートダウン】に対しては特に有用で、大量に除外することが前提なので致命的なダメージとなる。
　ただ、遭遇する確率は高くはないので、基本的にはサイドデッキに積むべきだろう。

14枚の除外で4200、27枚で8100ダメージとなる。
10枚前後のカードが除外された状態で連発すればあっという間にライフを削りきれる。
大ダメージを意識せずとも、積極的に除外を利用するデッキでは終盤での決定打として十分に生かせる。

コナミのゲーム作品において―
「マスターデュエル」では先攻１ターン目に大量のドローソースでこのカード３枚と《魔獣の大餌》をドローし、次の相手ターンで１ターンキルを狙うデッキが存在する。
対策として、このカード２枚でライフポイントを削り切られないようにするべく、エクストラデッキを13枚に抑える戦術まで考案されている。
結果、上記の地雷デッキが活躍したためか22/05/09から準制限カードに指定された。
これにより、デッキに採用されていた《トラップトリック》とのコンボができなくなった。