《D−HERO ドレッドガイ/Destiny HERO - Dreadmaster》 †
効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻 ?/守 ?
「幽獄の時計塔」の効果で特殊召喚した場合、
自分フィールド上の「D−HERO」と名のついたモンスター以外の自分のモンスターを全て破壊する。
その後、自分の墓地から「D−HERO」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚されたターン、
自分フィールド上の「D−HERO」と名のついたモンスターは破壊されず、
コントローラーへの戦闘ダメージは0になる。
このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールド上のこのカードを除く
「D−HERO」と名のついたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
ENEMY OF JUSTICEで登場した闇属性・戦士族の最上級モンスター。
《幽獄の時計塔》の効果で特殊召喚に成功した場合にD−HERO以外の自分フィールドのモンスターを破壊してD−HEROを2体まで蘇生する誘発効果、特殊召喚されたターンにD−HEROに破壊耐性を付与する分類されない効果、自分フィールドのD−HEROの総攻撃力分の攻撃力・守備力を得る永続効果を持つ。
専用サポートカードである《幽獄の時計塔》で特殊召喚できれば、D−HEROを2体まで蘇生でき、その攻撃力を自身に加算してアタッカーになれる。
だが、《幽獄の時計塔》による特殊召喚は8ターンも掛かるため、高速化する今日のデュエルでは実現が難しい。
こちらの方法での特殊召喚については《幽獄の時計塔》のページを参照。
むしろ、特殊召喚時にD−HEROに破壊耐性を与える効果の方が重要で、【D−HERO】における防御カードとしての役割が重視される。
《D−HERO ドミネイトガイ》で蘇生する3体のD−HEROの中にこのカードを含める事で、他のD−HEROを守り次ターンのリンク召喚や融合召喚の素材を残すのが基本運用。
相手の攻撃や全体除去に対して《リビングデッドの呼び声》等で蘇生すれば、戦闘破壊や除去を回避できる。
《オーバー・デステニー》とは好相性で、D−HEROが増える事でこのカードの攻撃力は上がり、リクルートしたD−HEROの自壊デメリットは無効となる。
また、特殊召喚時に《つり天井》・《激流葬》を組み合わせる事で、一部の耐性モンスターを除くD−HERO以外のモンスターを殲滅できる。
なおこの効果は、このカードの特殊召喚時にはフィールドに存在していないD−HEROにも適用される。
アタッカーとしては、攻撃力・守備力がフィールドのD−HEROに左右され不安定。
加えてメインデッキのD−HEROは全体的に攻撃力が低めなので、できれば隣にはD−HERO融合モンスターを並べたい。
《D−HERO ディストピアガイ》と《D−HERO ダイヤモンドガイ》を並べるだけでも攻撃力は4000を超えるので、爆発力は高いといえる。
逆に高い攻撃力が得られそうになければ、さっさと《X・HERO クロスガイ》のリンク素材等として消費してしまうのも手である。
- ドレッド(Dread)とは「戦慄」、「恐怖」の意。
- モデルは、17〜18世紀初頭のフランス、バスティーユ牢獄に幽閉されていた実在の囚人、「鉄仮面」と思われる。
仮面で顔を隠したこの囚人は、他の囚人とは別格の扱いを受け、30年余りを独房の中で生きた後、幽囚のままに死んだ。
その扱いから高貴な人物と思われるが、現在に至るまで素性が一切分かっていない謎の男である。
その正体は「王族・貴族の隠し子、あるいはそれに関わる存在してはまずい人物だ」等の説が当時から囁かれていた。
2016年頃に提唱された、「執政に関わる人物の汚職を知ってしまったゆえに投獄された人物」という説も有力である。
なお実際に着用していたのは鉄ではなく布の仮面であり、また人と会わない時は仮面を外していたらしい。
- このモンスターが幽閉(封印)されているという設定の《幽獄の時計塔》のモチーフはイギリスのビッグベンであり、複数のモチーフを習合しているようである。
- 「十代vsエド」(2戦目)では、事前に斎王が占いを口実にエドのデッキを渡して貰い、エドに知らせないままデッキに自身の力を注ぎこんだ。
その力を伴ったこのカードにとどめを刺された事で、十代は少しの間カードが白紙に見える・精霊の存在を認識できないといった状態に陥っていた。
関連カード †
―《D−HERO ドレッドガイ》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果分類は何ですか?
A:自分のモンスターを全て破壊した後D−HEROを特殊召喚する効果は一連の誘発効果。
攻撃力・守備力を変化させる効果は永続効果。(13/09/23)
D−HEROが破壊されず戦闘ダメージが0になる効果は、チェーンブロックを作らない、誘発効果とも永続効果とも異なる効果です。→分類されない効果
なお、この破壊されず戦闘ダメージが0になる効果は《D−HERO ドレッドガイ》が特殊召喚に成功した後にフィールドに召喚されるなどしたD−HEROにも適用されます。
また《D−HERO ドレッドガイ》が特殊召喚に成功した後に《D−HERO ドレッドガイ》がフィールドを離れたとしてもターンの間は有効です。(14/02/07)
Q:このカードの効果によって変動する攻撃力と守備力は、このカードの元々の攻撃力と守備力ですか?
A:いいえ、このカードの効果によって変動する攻守は、このカードの現状の攻守です。
例を挙げると、《D−HERO デビルガイ》のみがフィールドにいる時の攻撃力と守備力は600となります。
このカードがフィールドにいる時の元々の攻撃力と守備力は0になります。
ちなみに固定された攻守ではないので、他のカードによって増減ができます。
Q:D−HERO以外のモンスターを破壊する処理が行われなかった場合、D−HEROのモンスターを特殊召喚する処理は行われますか?
A:《D−HERO ドレッドガイ》の効果によってモンスターを破壊できなかったとしても、D−HEROを2体まで特殊召喚できます。(16/11/26)
Q:D−HERO以外のモンスターを破壊する効果は、裏側表示のD−HEROを破壊しますか?
A:はい、破壊します。(10/07/02)
Q:《D−HERO ドレッドガイ》が特殊召喚されたターン、《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果に対して《天罰》を発動しました。
《D−HERO ダイヤモンドガイ》の発動と効果を無効にする事は可能ですか?
A:無効になりますが、《D−HERO ドレッドガイ》の効果によって《D−HERO ダイヤモンドガイ》は破壊されません。(08/08/20)
Q:《D−HERO ドレッドガイ》が特殊召喚されています。
そのターンに《エクシーズ・ダブル・バック》でエクシーズモンスターとD−HEROを特殊召喚した場合、D−HEROは破壊されずに済みますか?
A:はい、その場合D−HEROは破壊されず、エクシーズモンスターの方だけが破壊されます。(16/04/15)
Q:《D−HERO ドレッドガイ》が特殊召喚されています。
そのターンに、アドバンス召喚された《D−HERO ダッシュガイ》に《帝王の凍志》を発動した場合その《D−HERO ダッシュガイ》は戦闘で負ける場合戦闘破壊されてしまいますか?
A:はい、《帝王の凍志》によって効果を受けられないため、戦闘で負ける場合は戦闘破壊されます。(16/04/15)
Q:《D−HERO ドレッドガイ》を特殊召喚したターン、相手からの直接攻撃や「D−HERO」ではないモンスターが戦闘した時のコントローラーへのダメージも0になりますか?
A:「D−HERO」以外のモンスターが戦闘を行う場合は通常通り処理を行うことになり、戦闘で負ける場合は戦闘破壊され、コントローラーへのダメージも0にはなりません。
直接攻撃の場合も同様です。(21/09/08)
Tag: 《D−HERO ドレッドガイ》 効果モンスター モンスター 星8 闇属性 戦士族 攻? 守? HERO D−HERO