遊戯王カードWiki - 《ＧＰ

《ＧＰ(ゴールド・プライド)－リオン/Gold Pride - Leon》 †

チューナー・効果モンスター
星３/風属性/戦士族/攻1500/守1200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分のＬＰが相手より少ない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：このカードが召喚・特殊召喚した場合、
戦士族以外の自分の墓地の「ＧＰ」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「ＧＰ」モンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
(3)：相手メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの「ＧＰ」モンスターのみを素材としてＳ召喚を行う。

　WORLD PREMIERE PACK 2023で登場した風属性・戦士族の下級モンスターのチューナー。
　自分のライフポイントが相手より少ない場合に手札から自己特殊召喚できる起動効果、召喚・特殊召喚に成功した場合に戦士族以外のＧＰを守備表示で蘇生する誘発効果、相手メインフェイズにＧＰのみをシンクロ素材にシンクロ召喚する誘発即時効果を持つ。

　(1)はライフポイントが相手より少ない場合の自己特殊召喚効果。
　ＧＰ共通の自己特殊召喚効果であり、エクストラデッキのＧＰもライフポイントが少ないことを要求する効果を持つため、うまく自分のライフポイントを減らしたい。
　《ＧＰ－ベター・ラック》・《ＧＰ－ゴー・ワイルド》は初動からスムーズに自分のライフポイントを減らせるため、特に相性が良い。
　《成金ゴブリン》や《チキンレース》とも相性が良く、自分の手札を稼ぎつつ相手とのライフポイントの差をつけやすくする点で強くシナジーする。

　(2)は戦士族以外のＧＰの守備表示での蘇生。
　守備表示限定であるためリンクモンスターは不可だが、蘇生したモンスターは効果も無効にならないため、効果を活用しつつ素材にできる。
　ただし、その後はＧＰ以外エクストラデッキから特殊召喚できないため、展開順には注意。
　蘇生したモンスターとこのカードを残しておけば次のターンには(3)によりＧＰ以外もシンクロ召喚が可能。

　(3)はＧＰをシンクロ素材にシンクロ召喚する効果。
　現在メインデッキの非チューナーのＧＰはレベル３・５・８が存在するため、それらと２体でシンクロ召喚する場合はレベル６・８・11となる。
　相手ターンにシンクロ召喚することを考えるとレベル６としてはライフポイントが下回っているなら《ＧＰ－スター・リオン》、そうでないなら《獣神ヴァルカン》・《レッド・ワイバーン》が除去となる。
　《甲化鎧骨格》は破壊耐性に加えあらゆるダメージを受けなくなる効果を持つため、そのターンの確実な生存が約束される。
　《砂漠の飛蝗賊》ならハンデスしつつ更なる連続シンクロ召喚が狙える。
　レベル11の場合、相手ターンに妨害や制圧を狙えるモンスターは存在しないものの、《サイコ・エンド・パニッシャー》はＧＰと相性の良い効果を持ち、場持ちもよいため、生存しやすい。
　３体以上やシンクロモンスターである《ＧＰ－スター・リオン》なども含めれば、レベル９・12も狙えるため、《氷結界の龍トリシューラ》などの除去も狙えるがやや重い。

現在(2)で蘇生できないＧＰは、同名カード・《ＧＰ－アニヒレーター》・リンクモンスターの《ＧＰ－Ｎブラスター》。

元々は、TCG版Photon Hypernovaで追加された12種の海外新規カードの内の１枚である。

公式Twitterで設定画が公開されている。
添えられた文章で馬には「秘密のスペシャルモード」があると明かされているが、おそらく《ＧＰ－スター・リオン》への変身機能と思われる。
- 「Leon」はラテン語などで「ライオン」を意味するが、このモンスターは機械仕掛けの馬に乗るカウボーイである。
  カウボーイの肩当てや馬のカラーリング、エンブレムのデザインがライオン要素となっている。