《N・As・H Knight/N.As.H. Knight》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/水属性/水族/攻1700/守2700
レベル5モンスター×2
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドに「No.」モンスターが存在する限り、このカードは戦闘では破壊されない。
(2):自分・相手のメインフェイズに、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
EXデッキから「No.101」〜「No.107」のいずれかの「No.」Xモンスター1体を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。
その後、このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を選んでこのカードの下に重ねてX素材とする事ができる。
デュエリストパック−深淵のデュエリスト編−で登場した水属性・水族のエクシーズモンスター。
No.が存在する場合に戦闘破壊耐性を得る永続効果、エクストラデッキのオーバーハンドレッドナンバーズをエクシーズ素材にし、その後表側表示モンスター1体をエクシーズ素材にできる誘発即時効果を持つ。
エクシーズ素材に縛りは無く、水属性なので《カッター・シャーク》や《ランタン・シャーク》の効果で容易にエクシーズ召喚可能。
ランク4水属性の上に《エクシーズ・リバイブ・スプラッシュ》の効果で重ねるのもいいが、エクシーズ素材を持たないものに重ねても(2)が使えないので注意。
その他の手段については【ランク5】や《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》を参照。
(1)は条件付きの戦闘破壊耐性の付与。
フィールドに別途No.が必要になるが、場持ちを上げられ(2)の発動機会を増やしやすくなる。
もっとも、No.を先に除去される可能性は高いので、耐性を持つNo.や《エクシーズ・トライバル》などを並べたい。
相手フィールドにのみNo.が存在する場合でも適用される。
(2)はエクストラデッキのオーバーハンドレッドナンバーズとフィールドの表側表示カードをエクシーズ素材にする効果。
後半の処理により、フリーチェーンの対象をとらないエクシーズ素材化という非常に高性能な除去が可能。
発動後は再びエクシーズ素材2つとなるので、エクストラデッキにNo.さえ用意できれば毎ターンの発動も狙える。
ただエクストラデッキにオーバーハンドレッドナンバーズが必要であり、複数回の発動を狙うためだけにエクストラデッキを埋める必要が出てくる。
なお、《RUM−七皇の剣》と違い、CNo.もエクシーズ素材にする事が可能。
ランク・属性・種族が一致し強力な効果を持つ《CNo.101 S・H・Dark Knight》と、そのランクアップ前である《No.101 S・H・Ark Knight》を優先する事になるだろう。
《No.101 S・H・Ark Knight》を墓地へ送る事で《CNo.101 S・H・Dark Knight》の(2)の発動条件を満たせる点でもそれなりに相性が良い。
オーバーハンドレッドナンバーズをエクシーズ素材にできるため、《不朽の七皇》の効果の対象になることができる。
とはいえ1つ目の効果とはこのカードの低攻撃力さが噛み合わず、2つ目の効果のためには予め蘇生先を用意しておく必要があるなど相性はあまり良くない。
上述の通り、エクストラデッキの枠の圧迫さえ許容できるのならば高性能の除去をフリーチェーンで継続して使用できる。
エクストラデッキの使用度は低いがランク5を一応出せるといったデッキならば、このカードの為だけにエクストラデッキの枠を大きく使ってみるのも一興か。
また、このカードの上に重ねられる《CX−N・As・Ch Knight》とはシナジーが強い。
こちらで進化前をエクシーズ素材に持たせ、あちらを経由して進化後を展開する事で、少ないカード消費で追加効果を得たオーバーハンドレッド・カオスナンバーズを用意できる。
更に《CX 冀望皇バリアン》をその上に重ねる事もできるが、このカードを出す過程で《アビス・シャーク》等を用いた場合は水属性縛りが発生するため、そのコンボは行えない点に注意。
- 「ネフィル」は旧約聖書に登場する「ネフィリム」の単数形。
- 「ヘット」は上記の聖書との関連などを踏まえると、ヘブライ文字の「ヘット」だろうか。
ヘットはヘブライ文字の8番目の文字であり、上記の「ナッシュ」の当て字のためのアルファベットのHに対応する文字であること、及びオーバーハンドレッドナンバーズに対応する効果から、その7体の次の8体目、という意味と考えられる。
また、バリアンの「ヘッド」(頭目)であるナッシュを意識したものか。
宣言の際には注意。
関連カード †
収録パック等 †
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