《Sin Cross/Malefic Divide》 †
速攻魔法
(1):自分の墓地の「Sin」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに除外される。
20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTIONで登場した速攻魔法。
Sin1体を召喚条件を無視して蘇生させる効果を持つ。
Sinの大半は特殊召喚モンスターであり、加えて《Sin 青眼の白龍》・《Sin 真紅眼の黒竜》・《Sin パラドクス・ドラゴン》以外は蘇生制限を満たしても通常は蘇生できないため、それらを召喚条件を無視して蘇生できるのはアタッカー確保の観点では有用である。
効果が無効になる点も、Sin共通の自壊及び自身以外のモンスターの攻撃を妨げるデメリット効果を消すメリットとなっている。
この無効化がデメリットとなるSinは、《Sin パラドクスギア》・《Sin トゥルース・ドラゴン》・《Sin スターダスト・ドラゴン》・《Sin パラダイム・ドラゴン》の4体。
ただし、Sinの多くは「フィールドにSinが存在できるのは1体まで」という分類されない効果を持っている。
このカードで蘇生したSinはこの効果も無効になるが、フィールドや手札に存在するSinの方の分類されない効果が干渉するため、このカードを使っても《Sin Territory》が存在しない限りこのデメリットを持つSinを2体以上並べる事はできない。
また、効果無効かつエンドフェイズには除外されてしまうため、単純なアタッカーか壁、あるいは各種素材やコストと使い道が限られるのも難点。
何らかのカードで一定期間だけ除外すればこのカードとの関係性が絶たれるため、戻ってきたSinは次のターン以降にも維持できる。
中でも《星遺物を巡る戦い》は使いやすく、Sinの高いステータスが弱体化数値を大きくしてくれる点でも相性が良い。
- 『罪と罰』はロシアの作家ドストエフスキーの長編小説。
この小説の知名度も相まって、創作などでは罪と罰がセットで用いられることが多い。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《王宮の鉄壁》が存在する場合にこのカードを発動できますか?
A:できます。
エンドフェイズに《王宮の鉄壁》の効果が適用されている場合、蘇生したモンスターは除外されず、モンスターゾーンに残る事になりますが、効果は無効化されたままとなります。
次のターン以降に《王宮の鉄壁》の効果が適用されなくなった場合、そのターンのエンドフェイズに除外されます。(19/02/08)
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