《あまのじゃくの呪い/Reverse Trap》 †
通常罠
発動ターンのエンドフェイズ時まで、
攻撃力・守備力のアップ・ダウンの効果は逆になる。
※エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタに伴い、テキスト内の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えて使用する。
BOOSTER3で登場した通常罠。
ステータスの強化(アップ)と弱体化(ダウン)を逆転させる効果を持つ。
《収縮》等より使い勝手は劣るが、相手の攻撃に合わせてカウンターでき、使える幅は意外と広い。
自己強化などで大幅に強化して攻めてきた相手の度肝を抜くことができるだろう。
自身の効果によって攻撃力がアップするモンスターも多く、メタの対象は広い。
とは言え、メタとして刺さるかは相手のデッキに依存するため、基本的には自分のカードとのコンボを考えて投入したい。
1つは、《流星の弓−シール》などの攻撃力をダウンさせる装備カードとのコンボ。
《不意打ち又佐》+《流星の弓−シール》なら高い攻撃力で2回直接攻撃が可能となる。
《リビング・フォッシル》で蘇生した下級モンスターも、元々の値が高めなら最上級モンスター級のステータスに変わる。
もう1つは、攻撃力がダウンするモンスター効果と絡めるコンボ。
デメリットモンスター以外でも、《ダークエンド・ドラゴン》は相手モンスターを除去した後、《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》は相手モンスターからの戦闘破壊、もしくは自爆特攻でライフを払い続けた後、このカードで爆発的な攻撃力を得ることができる。
初期ライフの状態から《ダイノルフィア・ケントレギナ》とコンボできれば、1ターンキルも容易な攻撃力を得られる。
- 基本的に、テキスト上「アップ」「ダウン」と書かれている場合のみが対象となる。
《巨大化》のような「倍」「半分」「(具体的な数値)となる」と書かれたカードには効果が無い。
具体的な数値でなくても、《無千ジャミング》の「1000下げた数値になる」のような、「アップする」「ダウンする」という用語を避けて書かれている場合はいずれも適用外である。
- 2回発動しても、逆の逆となり元に戻るということはない。
- 「あまのじゃく(天邪鬼)」とは人間の心を読んで物真似や逆撫でするような言動をしてからかうとされる日本の妖怪である。
転じて「ひねくれた性格の人間」「他人の言動に反対行動をとる者」をさす。
また、仏教において毘沙門天像の鎧についている鬼面や踏まれている悪鬼の像も「あまのじゃく(海若)」と呼ばれる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの「遊星vs鷹栖」戦で、遊星が寄せ集めのカードで構築したデッキに投入されているのが確認できる。
- コナミのゲーム作品において―
GBのDMシリーズでは、相手が装備魔法を発動した時に強制発動し、その強化を反対に弱体化させる効果を持つ。
発動タイミング上1枚に対してしか効力を発揮できないが、その効果が永続的に作用する点では優れている。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードはダメージステップで発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(直接攻守を変動させるわけではないため)
Q:このカードの効果適用中に《収縮》を発動した場合どうなりますか?
A:その場合《収縮》の効果は通常通り適用されます。
「2倍にする」「半分にする」効果にこのカードは影響を与えません。
Q:このカードの効果適用中に攻撃力2300となった《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》がいます。
このターンを終了した場合、次のターンに攻撃力はどうなりますか?
A:攻撃力はダウンするため、1900となります。
Q:《突進》が既に適用され、攻撃力2700となったモンスター(本来の数値は2000)がいます。
このカードを発動した場合、どうなりますか?
A:既に適用された数値変動にも干渉するので、そのモンスターの攻撃力は1300(=2000−700)になります。(08/03/22)
Q:1回直接攻撃に成功し攻撃力1100となった《逆巻く炎の精霊》がいます。
このカードを発動した場合、どうなりますか?
A:既に適用された数値変動にも干渉するので、《逆巻く炎の精霊》の攻撃力は0(100−1000だが、マイナスの攻撃力は無いため)になります。(08/03/22)
Q:《ヴェノム・スワンプ》適用中、ヴェノムカウンターが乗っている攻撃力0のモンスターがいます。
《あまのじゃくの呪い》を発動すると攻撃力はヴェノムカウンターの数×500アップしますか?
また、攻撃力がアップする場合、攻撃力が戻ったときにヴェノムカウンターの効果で0になった扱いで破壊されますか?
A:アップします。
また、攻撃力が戻った場合、「《ヴェノム・スワンプ》のエンドフェイズの効果でカウンターが置かれることによって攻撃力が0になる」のではないので、破壊されません。(14/06/22)
Q:このカードが適用中に、《E・HERO ワイルドマン》に《デーモンの斧》を装備した場合攻撃力は幾つになりますか?
(この効果は、ルールに干渉するのかモンスターに干渉するのか)
A:通常通り数値アップダウン逆転が適用され、攻撃力500(=1500−1000)になります。(11/04/20)
Q:《あまのじゃくの呪い》の効果が適用されている時、《禁じられた聖槍》の効果を受けた《カース・オブ・ドラゴン》の攻撃力は幾つになりますか?
A:2800になります。(14/06/04)
Q:《禁じられた聖槍》の効果が適用されている時、《あまのじゃくの呪い》の効果を受けた《カース・オブ・ドラゴン》の攻撃力はいくつになりますか?
A:2800になります。(14/06/04)
Q:《青眼の白龍》(攻撃力3000)が《天狼王 ブルー・セイリオス》の効果を受け、その後で《強者の苦痛》が発動され攻撃力0になりました。
さらにその後でこのカードが発動された場合、《青眼の白龍》の攻撃力は6000(基本3000+ダウン分3000)になりますか?
6200(基本3000+ダウン分3200)になりますか?
A:6200になります。(12/08/24)
Q:《青眼の白龍》(攻撃力3000)が《強者の苦痛》適用中に《天狼王 ブルー・セイリオス》の効果を受け、攻撃力0になりました。
さらにその後でこのカードが発動された場合、《青眼の白龍》の攻撃力は6000(基本3000+ダウン分3000)になりますか?
6200(基本3000+ダウン分3200)になりますか?
A:6200になります。(12/08/24)
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