《みんなのキング/Everyone's King》 †
(使用不可カード)
人間族/攻3000/守2500
かつて故郷を捨て、仲間を捨てた道化のキングは、傷つき病んだ心を、真に思いやる心によって救われた。
自ら運命を選び生きることを決意したその男は、いつかきっと世界を救い、
全ての人に愛され、皆に幸せを与える本物のキングとなるだろう。
ストラクチャーデッキ−王者の鼓動− 特典カードで登場した使用不可カード。
フォーマットは属性・レベルの無い通常モンスターとなっている。
非公式戦で使用する場合、種族・属性・レベルに関する扱いを相手と事前に話し合っておくべきだろう。
なお、カードではなくトークンやカウンターとして公式デュエルに使用することは問題なくできる。
仮に「レベル0・属性なしの通常モンスター」として扱う場合、属性・種族サポートを受けられない代わりに下級モンスターとしては破格の攻撃力のカードとなる。
リリースなしで召喚できるのはもちろん、《レスキューラビット》から攻撃力3000のモンスターを2体も出せてしまう。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの第59話、「ジャックvsカーリー」戦のデュエル中に心象風景の中で、カーリーが占いに使用したカード。
カーリーはジャックにこのカードを見せ、「ジャックが全ての人に愛され、皆に幸せを与えられる本当のキングになるのが私の本当の願い」と語った。
デッキから1枚ドローして運命を占う体裁を取っていたが、カーリーの願いを反映したためか、実際にはデッキのカードは全て《みんなのキング》だった。
- このデュエルの前半、カーリーはジャックをダークシグナーに勧誘し、人類の死に絶えた世界に「ダークキング」として君臨するよう誘っていた。
ジャックはこれを拒否するも、このデュエルでライフポイントが0になったプレイヤーは死亡するため、カーリーを見殺しにできないジャックは引き分けとなり2人とも死ぬ道を選ぼうとしていた。
だが、この心象風景の直後カーリーは自らのライフポイントを0にするプレイングを行い、自分だけが消滅する道を選ぶ。
たとえ自分が消えても、「みんなのキング」としてジャックが人々に愛され続ける事をカーリーは選んだ。
- OCGで追加されたフレイバー・テキストは、アニメ5D'sにおけるジャックの過去と未来を反映したものとなっている。
また、「全ての人に愛され、皆に幸せを与える本物のキングとなるだろう。」の一文は上記のカーリーの言葉をほぼ引用している。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †