《アディショナル・ミラー・レベル(セブン)/Additional Mirror Level 7》

速攻魔法
(1):自分フィールドにレベル7モンスターが特殊召喚された場合、
手札・デッキから「アディショナル・ミラー・レベル7」2枚を墓地へ送り、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
その同名モンスター2体をデッキから特殊召喚する。
その後、自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力の合計分のダメージを受ける。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は1回しかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

 PREMIUM PACK 2023で登場した速攻魔法
 レベル7が特殊召喚された場合に同名カード2枚を手札デッキから墓地へ送って発動し、そのモンスター同名カード2体をリクルートしてその元々の攻撃力の合計分のダメージを受ける効果を持つ。

 発動のためには同名カードトリガーとなるレベル7を共に3枚採用した上で、同名カードデッキ手札に、レベル7は2体がデッキに存在する必要がある。
 同名カードに関しては手札で被るだけディスアドバンテージであるため、手札事故はある程度覚悟する必要がある。
 発動前に手札破壊デッキ破壊等で手札デッキに2枚存在しなくなった場合は腐ってしまうため注意。
 また、レベル7側は必ず2体リクルートしなくてはならないため、2枚目以降を引いてしまうとこのカードによる特殊召喚ができなくなる。
 このカード自身が安定したサーチ手段を持たないこともあり、発動条件はかなり厳しい方と言える。

 発動できた場合にはレベル7を3体並べられ、攻撃効果に制限はないため、素材・アタッカーなどに自由に利用できる。
 ただし、自己バーン残存効果による展開の制限が発生する。
 残存効果に関してはある程度展開後に発動できればそこまで負担にならないものの、デッキを回せば回すほど上述の発動条件がネックになる。
 バーンに関しては合計であるため、攻撃力2000のモンスターでも4000バーンと大きな数字になりやすい。
 バーンを減らす方法として攻撃力0のモンスターリクルートを狙うのも良い。
 《ノクトビジョン・ドラゴン》《スケアクロー・クシャトリラ》などは自己特殊召喚を持つ攻撃力0であるため、扱いやすい。
 《SRビードロ・ドクロ》も同様に自己特殊召喚できる攻撃力0だが、そのタイミングがスタンバイフェイズと早いため、残存効果との兼ね合いが難しい。
 攻撃力0ではないものの《DDD反骨王レオニダス》なら自身の効果によりバーンをなくすことができる。

 単純に自己バーンを防ぐのが目的であれば《セキュア・ガードナー》が適任か。
 特に能動的に《カーボネドン》墓地へ送る手段として、自然と《転生炎獣アルミラージ》を採用しやすく、またそれをリンク素材としても利用しやすいので、抜群の扱いやすさを誇ると言えよう。
 リクルート候補には《真紅眼の黒竜》が挙げられ、デッキに戻す手段には同じくリクルートも併せ持つ《伝説の黒石》の存在もあり、事故率を軽減も期待できるため相性が良い。

 アタッカーを供給したい場合には《スケアクロー・クシャトリラ》《DDD反骨王レオニダス》が自己バーンなしに2600×3で総打点7800を揃えられる。
 5200ダメージを許容できる場合、《ウォークライ・メテオラゴン》モンスター限定とは言え2回攻撃が可能であり、全体強化と合わせて最大総攻撃力は18600に達する。
 相手モンスターが存在せず2回攻撃できない場合にも全体強化により総攻撃力は9000となる。

 効果を活かす運用をする場合、できれば同名カード1ターンに1度の制限がないものを使いたい。
 例えば《霞の谷の巨神鳥》ならそれだけで3妨害になるため、制圧に利用できる。
 《アテナ》であればこのカード特殊召喚後、適当な天使族召喚特殊召喚《アテナ》の(1)を3体分発動できれば合計7800バーンになる。
 その後《アテナ》を残しつつ天使族リンクモンスター等を特殊召喚すれば8000に届く。

 上述の通りバーンを回避する上で低攻撃力モンスターは有力なトリガー先だが、その場合《地獄の暴走召喚》と競合する。
 こちらは完全に相手に依存することなく発動でき、相手に展開を許さない点で優れる。
 一方でやはり残存効果による展開制限や事故率の高さの面はあちらに劣る。

  • 「アディショナル(additional)」とは英語で「追加の、付加的な」を意味する。
    サッカーやラグビー等の球技ではアディショナルタイムと呼ばれるルールが存在する。

収録パック等

FAQ

Q:このカード《真紅眼の黒竜》対象にして発動した場合、チェーンして《地獄の扉越し銃》発動することはできますか?
A:ご質問の場合、《地獄の扉越し銃》チェーンして発動することはできません。(23/08/19)

Q:このカード効果で、自分が受ける効果ダメージが0になる《DDD反骨王レオニダス》または元々の攻撃力が0の《ノクトビジョン・ドラゴン》特殊召喚した場合、『ターン終了時まで自分は1回しかEXデッキからモンスター特殊召喚できない』効果適用しますか?
A:いずれの場合でも、『このカード発動後、ターン終了時まで自分は1回しかEXデッキからモンスター特殊召喚できない』効果適用されます。(23/08/19)

Q:このカード効果で、自分が受ける効果ダメージが0になる《DDD反骨王レオニダス》または元々の攻撃力が0の《ノクトビジョン・ドラゴン》特殊召喚した場合、《大落とし穴》発動できますか?
A:ご質問の状況がデュエル中に発生した際には、対戦相手の方と話し合って進めていただいたり、大会中であれば審判の判断で進めていただけましたら幸いでございます。(23/09/02)

Q:《スター・ブラスト》手札《紫宵の機界騎士》レベルを7にした後自身の効果特殊召喚した場合、このカード発動《紫宵の機界騎士》デッキから特殊召喚することはできますか?
A:ご質問の場合、このカード発動し、《紫宵の機界騎士》特殊召喚することはできます。(23/09/02)

Q:《スポーア》が自身の効果特殊召喚され自身の効果レベル7になった場合、このカード発動《スポーア》デッキから特殊召喚することはできますか?
A:ご質問の場合、このカード発動して、《スポーア》2体をデッキから特殊召喚することはできます。(23/08/25)

Q:《真紅眼の黒星竜》が自身の効果特殊召喚され自身の効果レベル7になった場合、このカード発動《真紅眼の黒星竜》デッキから特殊召喚することはできますか?
A:ご質問の場合、このカード発動することができません。(23/08/25)

Q:《ネクロの魔導書》《魔導弓士 ラムール》除外して発動し、《魔導剣士 シャリオ》特殊召喚した場合、このカード発動《魔導剣士 シャリオ》デッキから特殊召喚することはできますか?
A:ご質問の場合、このカード発動できません。(23/08/25)

Q:《優麗なる霊鏡》墓地《甲虫装機 ホッパー》対象として発動し、手札《甲虫装機 ダンセル》特殊召喚した場合、このカード発動《甲虫装機 ダンセル》デッキから特殊召喚することはできますか?
A:ご質問の場合、このカード発動できません。(23/08/25)

Q:自分フィールドドラゴン族モンスターが存在しています。
  この時自分《ハーピィ・チャネラー》特殊召喚した場合、このカード発動《ハーピィ・レディ》デッキから特殊召喚することはできますか?
A:ご質問の場合、このカード発動し、デッキから《ハーピィ・レディ》2体をデッキから特殊召喚することはできます。(23/08/25)

Q:相手フィールド《デビリアン・ソング》効果適用されています。
  この時自分《紫宵の機界騎士》を自身の効果特殊召喚した場合、このカード発動《紫宵の機界騎士》デッキから特殊召喚することはできますか?
A:ご質問の場合、このカード発動し、デッキから《紫宵の機界騎士》2体をデッキから特殊召喚することはできます。(23/08/25)


Tag: 《アディショナル・ミラー・レベル7》 魔法 速攻魔法

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