《アラヒメの御巫/Arahime the Manifested Mikanko》 †
儀式・効果モンスター
星9/光属性/天使族/攻 0/守 0
「御巫神楽」により降臨
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、自分の墓地に他の「御巫」カードが存在する場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを装備魔法カード扱いでそのモンスターに装備する。
(2):このカードが装備されている場合、自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
このカードと装備モンスターを手札に戻す。
(3):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
DUELIST NEXUSで登場した光属性・天使族の儀式モンスター。
墓地に他の御巫が存在する場合に手札・墓地からモンスターに装備できる起動効果、お互いのエンドフェイズに装備された自身と装備モンスターをバウンスする効果、戦闘破壊されず戦闘ダメージを反射する永続効果を持つ。
(1)(2)は特殊召喚する必要がなく、(3)もアドバンテージが取れる効果でもない。
加えて、このカードより儀式召喚しやすいレベル6の《オオヒメの御巫》が同じ(3)の効果を持つ。
レベル9で儀式召喚するのは重いこともあり、基本は特殊召喚せずに(1)(2)メインの運用になるだろう。
召喚条件を無視でき、かつバウンスで回収できる《伝承の大御巫》とは相性が良い。
《オオヒメの御巫》でこのカードをサーチした後にあちらを捨てればそのまま(1)の発動にまで繋げられる。
【御巫】以外のデッキでも、あちらとセットで出張採用して除去カードの様に用いるのも良いだろう。
(1)は手札・墓地から装備カードになる効果。
自分の御巫に装備すればそれらの装備カードを条件とする効果に繋がり、相手モンスターに装備すれば(2)による除去が可能。
かなり簡単にフィールドに「儀式モンスターカード」を用意できるため、《御巫かみかくし》の(1)の追加効果の条件を満たすのにも有効である。
(2)は自身と装備モンスターのバウンス。
エンドフェイズとやや遅いが、(1)で装備したターンの終わりにバウンス除去という動きを取れる。
この手のバウンスに共通して言える事だが、エクストラデッキのモンスターや送りつけた壊獣などに装備できれば尚良い。
(3)は《オオヒメの御巫》と同じ戦闘破壊耐性及び戦闘ダメージを反射する効果。
ただし、上記の通りこのカードを特殊召喚する機会はまず無いため、基本的にこちらは無視されることになるだろう。
(2)の効果は自身と装備モンスターのバウンスをするついでに、墓地から間接的にサルベージ出来るゆえに各種コスト等への応用が利く。
よって(1)と(2)の効果に着目すれば以下のような使い方ができる。
- 自身のレベルの高さを活かし、同じ儀式モンスターである《オオヒメの御巫》の儀式召喚に利用する。
- バウンスするタイミングの遅さが罠カードと噛み合っていることを利用して、《星逢の天河》・《緊急儀式術》と組み合わせる。
- 同じ光属性故に《召喚獣メルカバー》の融合素材となるだけでなく、無効効果用の手札コストに利用する。
- 墓地からも装備でき、バウンスも出来れば《闇の増産工場》用の手札コストにしつつドローに変換できる。
- ビーステッドをバウンスすることで、相手墓地利用を牽制する。
- 毎ターン安定して《聖刻龍−ドラゴンヌート》・《青き眼の乙女》・ヌーベルズを対象に取れることを利用し、各種素材として有効活用する。
- 容易に装備カードを用意できることから、《焔聖騎士−テュルパン》の自己再生効果を起動するために利用する。
と、このようにただの単純なバウンス要員として用いることもできるほか、以上の利用法が考えられるだろう。
活用できるタイミングがお互いのエンドフェイズということもあって、やや扱いは難しいと言えるが、少し手を加えることでよりアドバンテージを生み出すこともできる。
- 衣装が日本の伝統的な花嫁衣装である「白無垢」に類似しており、さらに背景は日が差しながら雨が降るいわゆる「狐の嫁入り」とも呼ばれる現象となっている。
これらから、《オオヒメの御巫》の依り代として選ばれたことを、《珠の御巫フゥリ》の嫁入りと表現していることがうかがえる。
関連カード †
収録パック等 †
Tag: 《アラヒメの御巫》 モンスター 儀式モンスター 効果モンスター 星9 光属性 天使族 攻0 守0 御巫