遊戯王カードWiki - 《クリフォート・アクセス》

《クリフォート・アクセス/Qliphort Cephalopod》 †

ペンデュラム・効果モンスター
星７/地属性/機械族/攻2800/守1000
【Ｐスケール：青９/赤９】
(1)：自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2)：相手フィールドのモンスターの攻撃力は３００ダウンする。
【モンスター効果】
(1)：このカードはリリースなしで召喚できる。
(2)：特殊召喚またはリリースなしで召喚した
このカードのレベルは４になり、元々の攻撃力は１８００になる。
(3)：通常召喚したこのカードは、このカードのレベルよりも
元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果を受けない。
(4)：「クリフォート」モンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時に発動できる。
相手の墓地のモンスターの数が自分の墓地のモンスターより多い場合、
自分はその差×３００ＬＰ回復し、その数値分だけ相手にダメージを与える。

　ザ・シークレット・オブ・エボリューションで登場した地属性・機械族の最上級ペンデュラムモンスター。
　クリフォート共通の分類されない効果と永続効果、クリフォートをリリースしてアドバンス召喚に成功した時にお互いの墓地のモンスターの数の差に応じた回復とバーンを行える誘発効果を持つ。

　クリフォートはほぼ全てがペンデュラムモンスターなので墓地にたまりにくく、アドバンス召喚に成功した時の回復・ダメージ量は中盤以降なら大きくなりやすい。
　相手によっては引導火力にもなりうる他、少ない枚数であっても《クリフォート・ツール》で減ったライフの回復に繋がる。
　とはいえ、あくまでカード・アドバンテージには繋がらない効果のため、基本的には相手の墓地が多い場面で一気に勝負を賭ける用途で使いたい。

　たいていの相手で大きなダメージが見込めるが、相手が墓地をほとんど肥やさない場合、ダメージ量はわずかになってしまう。
　ミラーマッチの他、ペンデュラム召喚軸の【ＥＭ】、《次元の裂け目》等を用いる除外型のデッキにはほとんど役に立たない。
　また、クリフォートは多くの場合《クリフォート・アーカイブ》や《クリフォート・エイリアス》などによってバウンスでモンスター除去を行うため、能動的に相手の墓地にモンスターを貯めるのがやや遅い。
　積極的に墓地利用を行うタイプのデッキが相手の場合は、タイミングを誤ると相手のコンボを許してしまい取り返しのつかない事態を招く恐れがあるので、あまり欲張らないようにしたい。
　クリフォートの効果の性質上、効果が効かない場面でもペンデュラムゾーンに出したりリリース要員にすることで腐らせずに済むのは一応は救いか。
　中盤以降向きの効果であり、サーチもしやすいため、１枚だけ採用し必要に応じて効果を狙うくらいの役回りとなるだろう。
　【メタクリフォート】のタイプならば、攻撃力の高いものから採用するためこのカードも３積みする事となる。

回復した数値分ダメージを与える効果なので、《シモッチによる副作用》などで回復を妨害されるとダメージを与えられない。

「アクセス(access)」は英語で進入・接触を指す単語である。
コンピューター用語としてはウェブページやファイルに到達して開く、記憶装置上の情報を読み書きすることを指す。

クリフォト側のモチーフは、クリフォトを構成する第五のクリファ「アクゼリュス(Akzeriyyuth - 残酷)」だろう。
アクゼリュスは《クリフォート・ディスク》の名前の元であろう「アディシェス(Adyeshach)」と横並びに配置されており、同じレベルを持ったモンスターであることを説明できる。
英語名の英単語「Cephalopod」は、頭足網の生物（タコ・イカなど）」を指す。

↑